鼻血が止まらない時は?

こんにちは!

人によって、鼻血が出やすい人と、そうでない人がいると思う。私の場合は、間抜けなくらい鼻血が出やすい体質だ。血を固める血小板が比較的少ないからかもしれない。本当の原因は良く分からない。

気圧の変化の関係なのか悩まされたのは飛行機だ。着陸後、気がつくと鼻血が噴き出ている。ひどい時は、入国審査前に、トイレで30分も引きこもったことがある。まるでパブロフの犬が餌を見るとヨダレを垂らすかのように、飛行機に乗ると鼻血が噴き出る時がある。

そんなことに悩まされたのは6、7年前のことだ。最近、また、鼻血に悩まされるようになる。昨年7月からアメリカで住み始めてからだ。やはり飛行機か?!

どうやら、鼻の穴の入り口付近の血管が脆(もろ)くなっているようだ。鼻をかめば出血。いつ、爆発するか恐怖でしかない日々を過ごすことになる。

そんな中、朝、シャワーで何気なく強く鼻をかんでしまう。不注意だった。今までで見たことがない、溢れるような出血が始まる。ティッシュで詰めてもすぐ真っ赤に染まり取り替える。激しく吹き出てくる。会社に行く用事があったが、1時間経っても止まらない。秘書さんに今日は在宅勤務に切り替えると連絡。同僚のサプライズ誕生日のイベントをすっぽかすことになった。

その後、親切な秘書さんが、かかりつけ医から鼻血の止血方法の写真を送ってくれた。お医者さん自らの鼻の先端を親指と人差し指で押さえる姿が写っている。あら不思議!このやり方で5分くらいで血が止まる。

それでも気を抜くと、また吹き出てくる。文字通り吹き出ている。それでも止血法で止まる。その後、鼻をかむと言う行為をしばらく禁止した。

年末年始に日本に帰国する。幸いフライトでは出血しなかったが、隔離期間後、たまたま、PCR検査に行って、唾液を取る時に、唾が出る代わりに大量の出血が始まる。ドバドバと出る。なんじゃこりゃあ!(by「太陽にほえろ!」) と叫ぶくらいの出血で、あろうことか床にポタポタ垂れる。

その後も、いつ、あの大量出血が始まるか恐怖の日々が続く。止血法を学んでも、痛めた血管の傷が深いからか、想像を絶する大量出血を瞬時的に止めるのは不可能だ。

と言うことで、知人も治療してもらったことがあるレーザー治療をしてもらいに大学病院系の耳鼻咽喉科に行くことにした。年末休み中の平日と言うことで簡単に予約が取れる。実はその日の朝にも大量出血していたのだ。

お医者さんが患部を確認すると、今は血が止まっているので、レーザーではなく、液体を塗るだけの処置で良いとの診断となった。レーザーで患部を焼いてくださいと言いたいが言えない。

薬を塗った後、少し間をおいて、また診てもらうと、待ってましたの出血が始まる。レーザー治療に切り替える判断が下されたのはその瞬間だった。レーザー治療は痛くなかった。年末で空いていたからか、その場で治療を受けられたのはラッキーだった。

それから1ヶ月が過ぎた。一度も鼻血を出していない。鼻はあまりかまないようにしているが、もしかすると長年の鼻血の恐怖から解放されたのかもしれない。

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