こんにちは!
横浜の野毛には数店舗クラフトビールだけのお店がある。もちろん、おひとり様の方が多いので、気楽に訪問することができる。ビールの味も厳選されている。一方、ベイエリアとなると様相は違ってくる。
10年くらい前からお気に入りのブリュワリー「Faultlline(フォールトライン)」は、奇跡のように美味しいオニオンリングが出てくる。しかし、おひとり様で楽しめる雰囲気ではない。みんなでワイワイガヤガヤ系のお店なのだ。
もう10年来の付き合いのこの地域のジモティであるアメリカ人(彼もビールが大好き)の同僚から、移転前のオフィスの近くにあるクラフトビール屋を教えてもらっていた。あいにく、店名は聞き取れてなかったが、今回、ネットで検索してみるとあっさり見つかる。人気店のようだ。しかも家から近いし、一本道。と言うことで、金曜の夕方、1人ふらりと行ってみる。
今のところベストクラフトビールのお店は?シリコンバレー
Taplands(タップ・ランズ)
正直、入りにくい。店内にはカウンター、外にもたくさんオープンテラスの席がある。日本とアメリカを比べると大きな違いはおひとり様の数だ。アメリカ、特にカリフォルニアには1人でお店に行く習慣がないようだ。沈黙が恐怖の文化なので、常に誰か話し相手がいないとダメなのかもしれない。
厚顔無恥な私は突撃してみる。座るところを選ぶのも難しい。カウンターもオープンテラスも埋まっていて割り込みは無理そう。しょうがないので、店内のカウンターではなく、窓際の補助席みたいなテーブルに着く。ざっと見渡すと、ここでもお客さんの大半が白人系だ。黒人系もアジア系もインド系も見当たらない。中東系はよく分からないが、基本は白人系のお店だ。
正直、典型的な日本人の私は宙に浮いてる感じかもしれないし、誰も気にしていないかもしれない。そんな感じで、クラクラするくらいまで30種類以上あるクラフトビールのいくつかを楽しむ。どれも日本では買えない珍しいブランドばかりだ。
飲んでるだけでは、酔いが回るので、夕飯の代わりにタコスを頼む。可もなく不可もなくだが、次の一杯を頼もうとした時に異変に気がつく。財布がない!
このお店に来てからは、カウンターと座席間の移動しかしていない。トイレにも行ってない。それなのに自分の身の回りにはどこを探してもない。と言うことは、レジで落としたに違いないと決めつけて、自信を持って確認するとやはりレジで預かっていてくれた。
財布には、会社のクレジットカードと個人のクレジットカードと銀行のカードとアメリカの医療保険のカードが入っている。無くしただけで、再発行に数週間以上かかるだろう。本当にしっかりしないといけない。と言うことで、最後の一杯を飲んで、そそくさと家に帰ることにした。
感想
クラフトビールの種類が多い。オープンな店内だが、おひとり様は居心地は良いわけではない。お客さんは2層に分かれている。短期滞在と長期滞在型。もう一度行くかと言うと、1人だけでは微妙かもしれない。
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