主人公の気持ちがよく分かる映画「マイレージ、マイライフ」その1

こんにちは!ひろさんかくです。

ジョージ・クルーニー演じる主人公、格好よく、自由で気ままなビジネスマン・ライフが、痛くて見ていられないような惨めな状況に陥る。中年になって、本当に大切なものが分った後の挫折は、立ち直れないくらい、つらい気がする。映画では、ジョージ・クルーニーだけに、最後まで格好良い。声もしぶい。気楽に見れる映画にもかかわらず、いろいろな角度から考えさせられる、おっさんにオススメの一本です。

「マイレージ、マイライフ」概要

  • 原題: Up in the Air、コメディドラマ、2009年米国
  • 監督:ジェイソン・ライトマン(ジュノ(2007年)他)
  • 原作:『Up In the Air』ウォルター・カーン作
  • 音楽:エンディングの「Up in the Air」など曲が良い。ストーリーに合ってる

「マイレージ、マイライフ」で面白かったこと

ざっくりストーリー

格好いい編

解雇を宣告する業務を提供する企業に勤めるライアン(クルーニー)は、一年で322日出張し、飛行機のマイルは年33万マイル(月までの距離は25万マイル)。結婚は考えたこともない。解雇宣告人のプロに徹し、他の企業からモチベーション理論の専門家として、講演依頼が来るほど。

結婚?厄介事が増えるだけなので考えたことがない。孤独?気にしない。どうせ人は死ぬ時は一人。会話相手?そこら中に人があふれているだろう。行く先々で、気楽に遊ぶ相手はいる。それで満足。姉、妹とも長く会っていない。

アメリカン航空が好きで、生涯1000万マイル達成し表彰されることが目標。マイルを貯めることを、日々、最優先。飛行機やレンタカー、ホテルなど、快適で効率的な出張を徹底的に追求。空港からホテルに移動する姿などは、惚れ惚れするくらいスマートで格好良い。

人生の不安や不満やストレスや心配など微塵も感じさせない。初めて会う見知らぬ人たちにクビを宣告する仕事も、ベテランなので何があっても慌てない。いつも、格好よく、自由で気ままなビジネスマン・ライフ。

この生活を脅かすいくつかの変化

  • 高学歴で頭が良く、自信満々の若手女性社員(ナタリー)の教育係に
  • 新たな、気楽な関係のつもりの女性(レイチェル)との出会い
  • 妹の結婚のため、結婚生活のプレッシャーに怖じ気付いた婚約者を説得
  • ナタリーによる新システム導入で、対面での解雇宣告が廃止、出張不要に

ライアンの生き方へのボディーブロー連発

  • ナタリーは、結婚、幸せな家庭を築くことが人生の目標。仕事だけに打ち込むことは人生の敗者。結婚する気がないライアンの生き方を批判。ライアンは聞き入れない
  • ナタリーから、レイチェルとの気楽な関係も徹底的に叱られる。責任持てと。同じく、ライアンは聞き入れないが、少し、気になり始める
  • 実の姉からも、家族と関わろうとしないライアンは他人扱い
  • 妹の婚約者が、結婚当日、ドタキャンすると言い出す。姉から頼まれ、結婚生活の良さを説得
  • 結婚の良さ、家族の大切さを説いて、無事、幸せそうな結婚式。姉からも家族として認められる
  • 会社の経費削減のため、ナタリー発案のオンラインによる解雇宣告システム導入。ライアンの出張続きの根無し草のような生活が終わる
  • 時間ができて、ゆっくりと一人で過ごし感じる孤独
  • モチベーション理論の専門家として、「人生のあらゆるものをカバンに入れて、全部、燃やすと想像したら、身軽な気持ちになり、ワクワクしないか?」といつものように語りかけようとするが、バカバカしくなる

そして、ライアンが取った行動は?

私も似たような痛い(思い込み激しい)タイプのなので、彼が何をするのか、すぐ想像できた。結末は痛い。格好悪すぎ(この部分はネタバレ避ける)。

そんな大ショック後のフライト中、念願の生涯1000万マイル達成。でも、もはや、そんなものに、あまり価値を見いだせないライアンは当惑。

事情あり、会社が方針変更し、出張続きの毎日が再開、その時、ライアンは何を考える?

感想

この映画は考えさせられるポイントがいくつもある。次回の記事にて、ライアンの視点、小娘ナタリーの視点、お色気のレイチェルの視点、解雇宣告業などについて語りたい。

その2へ続く

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