負荷の掛かる習慣 vs. 楽な習慣

こんにちは!

1ヶ月近くもブログを休んでいたのは、このブログを始めてから、3年数ヶ月の間で初めてのことだ。その原因は、今回の記事のタイトルの通り「負荷の掛かる習慣」を失い、「楽な習慣」に取り憑かれているからだ。

「負荷の掛かる習慣」とは、毎日のようにブログに記事を投稿したり、英語の勉強をしたり、長距離散歩をしたり、腹筋をしたり、自己啓発系の本を読んだり、そんな努力系の内容だ。負荷が掛かることは、休むと続かない。たとえ、毎日、続けられなくても、気持ちは、毎日、するつもりになっていないとダメなのだ。

これらの生活や人生を充実させるための習慣を続けるのは大変だ。もちろん、負荷が掛かるだけリターンもある。だからやる。「努力は必ず報われる。もし報われない努力があるのならば、それはまだ努力とは呼べない」by 王貞治(福岡ソフトバンクホークス取締役会長)の世界だ。

この習慣を止めたのは、日米行ったり来たりの生活が原因となる。

アメリカでの生活と仕事はきつい。日本との時差もある関係で、仕事が忙しくなると、普通に朝8時から夜10時や11時まで仕事になってしまう。逃げるように日本に帰ってきても、政府の隔離施設だったり、自主隔離だったり生活環境も落ち着かない。生活のリズムが整わない中で、負荷の掛かる習慣を続けるのは難しい。

しかも、今回は、疲れと乾燥で、喉風邪をひいてしまった。症状は軽いが、それが2週間以上、続いたことが致命傷になった。習慣どころか、規則正しい生活を維持するだけでも精一杯だった。

海外からの帰国者、喉系の風邪症状となると、今、流行りの奴の疑いも出てくる。実際、その間、5回も検査した。ずっと陰性だった。疲れが貯まると、喉から具合が悪くなる傾向があるので、今、流行りの奴ではないと自信は持っていた。

その具合が悪い間(実際には具合が悪くなる前から)、スマホにインストールしてある漫画用の電子書籍アプリが4つに増えていた。古い漫画が無料で読めるからだ。

年末、たまたま見た再放送のドラマも面白くて、最新のシーズン4だけで止せば良いのに、シーズン1からスマホのネットフリックスのアプリで見続けている。通勤でもお買い物中でも見るようになっている。完全に中毒だ。

お酒も。米国では家にお酒を置かなければ、簡単に休肝できるが、日本ではそうはいかない。家にお酒を置かなくても、近所のコンビニや、駅の売店にすら缶ビールが置いてある。意思も弱いので、気がつくと飲んでしまう。

これらが「楽な習慣」だ。なんの努力も苦痛も伴わないことは、簡単に習慣になってしまう。しかも、どれも楽しい気分になるので、気がついたら、楽な習慣が日々の生活を侵食している。まるで中毒症状だ。

これらを取り除くのはきつい。何と言っても、元来、怠け者である脳そのものが楽なことが大好きだからだ。

こうして、せっかく苦労して身につけた努力系の習慣が、いとも簡単に止まってしまっていた。1日でも休んだらおしまいだ。

と言うことで、日本に帰国して、まもなく3週間半過ぎ、体調もやっと落ち着いた。しばらく日本にいる間に、壊れていた負荷の掛かる習慣を、少しづつ取り戻すつもりだ。ブログへの記事投稿も、その一環なのだ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください