海外帰国者自主隔離の傾向と対策:2021/10/27

こんにちは!

8月末に日本に帰国した際の水際対策との戦いは、この記事を参照して欲しい。「AIとの戦いには秘策があった?!<帰国者自主隔離終了!」。初自主隔離にも関わらず、見事にAIの傾向を読むどころか、支配するまでに至った秘策が書かれている。

その約2ヶ月後、再び、ジャパン!に戻ってきた。前回と今回の大きな違いはコロナ情勢の一時的な収束や外圧や内圧もあり、政府から要請される自主隔離期間が「10日間!」に短縮されると言うものだった!

私のような、比較的、コロナが蔓延していないカリフォルニア州からの帰国、かつ、ワクチン接種完了が条件となるが(他の州や国でも同様の措置となるが、コロコロ変わるので厚労省の通達を参照されたし)。

認識している限り、8月と10月の自主隔離やそれに関連するプロセスの大きな違いは以下の通りとなる。これは、アメリカのサンフランシスコ国際空港(SFO)から羽田空港に帰国した場合のケースとなる。他のルートに関しては知らなければ、時期によってコロコロと政府の対応や方針も変わるため、イメージとして捉えてもらえるとありがたい。

大きな違い

  1. SFOの空港カウンターのチェックインでURLコード作成のための書類が提供される
    (個人情報等を登録するとURLコードが取得できる。結構、時間が掛かるので、飛行機に乗る前に必ずやるべし。8月は何故かもらえず、羽田空港で大きな時間のロスとなる)
  2. 機内で羽田空港で提出する一連の書類が提供される
    (上記のURLコード取得のための個人情報登録とは別に、同様の情報やサインを複数の書類にて求められる)
  3. 羽田空港でのPCR検査が、全体のプロセスの中で少し早めに実施される
    (8月はURLコード取得漏れもあり、羽田空港での所要時間は2時間半!今回は2時間!)
  4. 自主隔離期間中の「現在地確認」の回数が増えている?
    (前回は2回が、今回は書類に1日4、5回と記載されており、心がポキリと折れる)
  5. 自主隔離期間中の「ビデオ通話」の回数と電話の相手が変わる
    (これも前回は書類に記載ないが、今回は1日に複数回、しかも、AIだけでなくオペレーターからの電話もあると記載あり。げんなり感しかない)
  6. 「待機緩和のための検査のご案内」が9日目に届く
    (アプリ(My SOS)に案内が届くので指定の検査機関で検査を受けて、陰性なら短縮となる)
  7. 10日目にPCR検査で陰性になると自主隔離期間が10日間に短縮される
    (これが一番嬉しい違いだが、10日目のPCR検査は空港での水際検査と違い「有料」となる。予約もした方が良いだろう)

細かい違い

  1. 「現在地確認」は5分以内と明記される(10分くらいでも登録は可能)
  2. 「現在地確認」は、時間が経過すると登録ができなくなる
    (前回からアプリの機能が複数アップデートされている)
  3. 「現在地確認」は、2分に依頼が届く。例えば、8:02, 9:02とか
    (1日2回ある「現在地確認」だが、”私の場合”、ほとんど必ず2分に連絡が来る!)
  4. 自主隔離初日の「健康状態確認」は、登録開始可能になるまで待たないといけない
    (飛行機でもらった書類にはメールが来てから、11時までに「健康状態確認」せよとあるが、メールは来ない。ひたすらアプリで登録可能になるまでチェックする必要あり。二日目以降は、朝、起きれば、いつでも登録が可能)

前回も今回もあったこと

  1. 「ビデオ通話」は1度目応答できないと、後で掛かってくることもある
    (これ本当。前回も今回も1度目応答できなかった時、夕方、2回目の電話が来た)

  1. 「健康状態確認」を早く登録すると「現在地確認」と「ビデオ通話」が早くなるかもしれない。(前回、毎朝の「健康状態確認」を早朝で継続すると、その後の「現在地確認」などが、夕方から午前中やお昼頃にシフト)
  2. 今回、2日目より「現在地確認」と「ビデオ通話」は、前回の後半のような早い時間に連絡が来る。もしかすると、前回の生活リズムが引き継がれているかもしれない

標準的な1日の流れ

  1. 朝起きると真っ先に「健康状態確認」の登録を行う。体温や体調などの簡単な質問2つ
  2. 午前中に「現在地確認」の依頼がアプリ(My SOS)で届く。5分以内に応答(正確には、もう少し遅れても大丈夫)
  3. お昼前後に「ビデオ通話」が、アプリにAIから掛かってくる。無言で顔と部屋を30秒間録画される
  4. 午後、再び「現在地確認」の依頼が届く
  5. 以上で、その日は無罪放免。朝「健康状態確認」し「現在地確認」2回と「ビデオ通話」1回に応答できている限り、それ以上のフォローはない

感想

羽田空港で「現在地確認」と「ビデオ通話」が増えると言う書類を見た時は、一瞬、パニクったが、結果的には、一日あたりの回数は前回通り。今回は午前中から午後イチで回答が終わる日が多く。在宅勤務しながら100%近い返答率を、たやすく達成。

正直、前回ほどストレスにもならず、簡単に対応できた。

10日目のPCR検査

検査機関は厚労省指定の場所で受ける必要がある。検査機関によって、PCR検査料金は約4千円から5万円の差がある。ただ、検査するだけ。綿棒のような機械で、鼻の中をぐりぐりする回数が増えるのか知らないが、これほど、価格差があるのはおかしい。

私は下から2番目の安い検査機関に行く。珍しく唾液のPCR検査だが、当日、検査結果が分かるオプションで約6千円!追加料金を払う。これも、いくらが適正なのか不明瞭。

具体的なタイムラインを紹介する。

  • 10日目の朝10時、PCR検査を受ける
  • 17:40メールで検査結果が届く
  • 18:00頃、アプリで検査結果のメールのスクショ画像をアップロード
  • 18:22頃、アプリにメッセージが届き、今日で自主隔離機関終了が確定

結構、迅速な対応は感謝!

これで自主隔離期間のマスターになったので、年末年始の対応も、何のストレスもなくできそうになったのは大きな収穫だ。

超個人情報!今回の戦いの記録

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