こんにちは!ひろさんかくです。
樺沢紫苑先生の『人生うまくいく人の感情リセット術』にて、ビジネスマンに見てほしい映画ベスト3として、このウイル・スミス主演の「幸せのちから」が紹介されていたので、映画見たいリストにあげていた。今回、やっと見られた。
感情リセット術の「できる人の一気にやる気を高める法」では、①制限時間を設定すれば、心と身体の能力を瞬時に高める脳内物質(ノルアドレナリンとアドレナリン)が出る。人は追い込まれたときに、高い能力を発揮できる。②人のため、仲間のために行動する人こそ、圧倒的なモチベーションが得られる。苦しいトレーニングをやり抜き、すごい結果を出せる。人のために行動すると感謝の脳内物質(エンドルフィン)が出て、死ぬほどつらい状況でもつらさをやわらげ「火事場の馬鹿力」を発揮できるそうだ。
「幸せのちから」について
- 原題「The Pursuit of Happiness」、2006年アメリカ映画、117分
- 監督ガブリエル・ムッチーノ、脚本スティーブ・コンラッド
- 実業家であるクリス・ガードナーの実話
- ウイル・スミスの息子役は実子
- 概要:事業の失敗あり、過酷な貧困生活の中、幼い息子と離れたくないという思いから、イチかバチかで証券会社のトレーニングに参加。その間、トラブルあり、ホームレス状態の窮地に落ちる。努力に努力を重ね、最後は・・
「幸せのちから」を見た感想
なぜか主人公に感情移入できなかった。ネットのレビューでも非常に評判よいので、またもや、私は、映画を見る目がないのかと落胆。最初から、アメリカンドリームのサクセスストーリーなんだろうと冷めた目で見ていたのが、いけなかったのか。
所持金もほとんどなく、ホームレス状態で、子供を預けながら、昼間は証券会社のトレーニングで働いて、夜は勉強する。それにしても鉄人だなあと、また、冷めた目で見てしまう。「制限時間」と「人のため」という、火事場の馬鹿力が出る最高の条件とはこのことかと、またもや、冷めた目で見ている。
もし、自分が同じ状況だったらとも想像してみたが、こうなる前になんとかするだろうとか、やはり、冷めてしまう。
とにかく、引っ張り回される子供が気の毒でしょうがなく感じる。実話でもそうなのかな。
楽しめなかったのは、リアリティーが感じられなかったからか?
映画の中で、切羽詰まった主人公が、列に割り込んだり、家賃を払わなかったり、生き残ることで精一杯だが、逆に、不快に感じてしまう。クリス・ガートナーの実話をウイキペディアで見る限り、忠実に実話を再現したら、もっとひどい話ばかりで、映画にならなかったかもしれない。
分かったことは、映画を見る心構え。リアリティさを気にしたり、話のあら探しをするより、ドラマチックに演出されたものを、エンタテインメントとして、ワクワクしながら、まっさらな気持ちで見ること。
何を学んだか?この映画のメッセージは?
諦めずに、頑張れば報われる?
制限時間と人のためが、火事場の馬鹿力の源になる?
どちらも正しいと思うけど、何か足りない。
「人生には、自分を懸けて勝負に出る必要な時がある。そのチャンスを逃さず、全力で取り組むこと」これが、私の心もとない人生経験を基に得た、この映画の気付きです。
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