こんにちは!
昨日見たおフランス映画「セラヴィ!」が面白かったので、その監督コンビの人気作「最強のふたり」も見てみた。この映画、アメリカでのリメイクは見たことがある。その時、リメイクを選んだ理由は、ただ英語の勉強も兼ねようと思ったからだ。さて、オリジナルのフランス版の「最強のふたり」はいかに!?
元祖「最強のふたり」おフランス映画でほっこり
概要
2011年のフランス映画。112分。事故で首から下が動かない気難しいお金持ちと、その介護者の友情コメディ。原作は、2001年に出版された本『第二の呼吸』、原作者はその障害者ご本人
あらすじ
舞台はパリ。気難しいお金持ちであり障害者の主人公フィリップは、住み込みの介護人を募集している。面接に現れる応募者は退屈なごく普通の介護経験者ばかり。そこに、失業保険申請のため就職活動をして不採用になった実績だけが欲しいドリスがやってくる。彼はスラム街出身で前科もある。
ハナから介護などする気のないドリスに興味を持ったフィリップは、1ヶ月の試用期間を設け採用する。飾らず、フィリップを普通の人のように「雑に」扱うドリスと過ごすのが楽しいフィリップ。ドリスは豪華な家にバス付きの個室に大満足。今までは、ゆっくりお風呂にも入れなかった。麻薬やダンスや車での暴走や女性など、ドリスの遊びに付き合うフィリップは心底楽しむ。女性に対しても積極的なドリスは、フィリップが文通相手に会うことを無理やりお膳立てする。
とても良い関係の2人だが、ドリスの義理の弟のトラブルもあり、介護人を辞めることになる。それでも他の介護人では相手にならない。急遽、駆けつけるドリス。ドリスが用意したサプライズは!?
感想
リメイクのアメリカ版より面白いかもしれない。実話ということで、この後、フィリップはその女性と結婚し、新たにお子さんを授かる。ドリスは会社勤め!?をして結婚し家庭を持つ。2人は友人関係を続けたそうだ。
学歴もなければ、教養も、品もないドリスだが、人はどう振る舞うべきかを知っている。多少、乱暴でも、人の背中を押すこともできる人間だ。前妻の不幸や事故による下半身不随など不運が続いた人生。そんなフィリップには、スキルのある介護士ではなく、経験なくてもセンスのある介護士が必要ということがよく分かる物語。
障害や貧困などの問題はあっても、この監督コンビの映画は、娯楽として映画を楽しめるように作られている。映画を見てほっこりしたい人は、この「最強のふたり」や「セラヴィ!」がオススメだ。
実は、先日の洋楽談義でSeptemberが出てきたときに、この映画の話をしようと思ってました!
冒頭でドリスが運転をしながら歌っているシーンがあったような…
と、うろ覚えだったので、黙ってました笑
私もこの映画を観てほっこりした覚えがあります!
実話をベースにしているところも良いですよね!
ありささん、コメントありがとう!
映画の冒頭のシーンで、この曲、聞いたことあるぞ!とすぐ思いました。タイミングよく洋楽談義に出てきたよね。
アメリカのリメイク版は、ニコール・キッドマンが助手?役で、キャラが立つから、フランス版と比べると、いまいち「最強のふたり」感が薄れてたと気づいたよ。