こんにちは!
たまたま、美容院の雑誌がAmazon特集だった。その中に、Amazon prime会員になることのメリットが紹介されていた。ひとつだけ知らなかったのがPrime reading(プライム・リーディング)だった。Prime readingには、Prime Video(プライム・ビデオ)のようにアプリがあるわけではない。
AmazonのKindleアプリから、Prime readingにアクセスできると言うことを3時間前に知った。詳細はまだよく分からないが、かなり大量の本や雑誌を追加料金なしで読めるようだ。
そう言うことで、今月31本目のブログ記事投稿に間に合わせるべく、読み始めたのが『まんがでわかる 最高の体調』by 鈴木祐だ。漫画ではない普通の本もある。
2つの理由で漫画を選んだ。一つは、もちろん時間節約。もう一つは、健康オタク(お酒の飲み方はひどいが)だから、それほど内容に期待していなかったからだ。
ところが、その期待せずは、あっさり裏切られることになる。非常に良い本かもしれない。
『まんがでわかる 最高の体調』by 鈴木祐
筆者:鈴木祐
サイエンスライター。パレオの男と言うブログ運営。Youtuber。今回の本で描かれていることはご本人が実践されていることのようだ
1. 不調の原因は「文明病」
人類の歴史から見て「現代」はつい最近のこと。人類の歴史の大半はいまだに原始的な環境で生きていくことに最適化されている。文明病とは近代社会の変化によって引き起こされる病気。肥満、疲労感、不眠、集中力の欠如など
古代と比べ、多すぎるものを減らし、少なすぎるものを増やし、新しすぎるものも減らす
2. 最高の食事
腸の健康が大事。発酵食品(納豆、ヨーグルト、キムチ、ぬか漬け、味噌など)と食物繊維(野菜やフルーツなど)を摂る
3. 最高の環境
自然が体調を改善。森林などの画像でも効果がある。アウトドアに行けなければ「観葉植物」も効果あり!
4. 最高の睡眠
昼寝の効用(コーヒーナップ)、自然光を浴びて、体内時計を調整する。人工の光も影響あるので減らす。アイマスクと耳栓は快眠に効果的
- 眠りに落ちるまで30分以内
- 夜中に起きるのは1回まで
- 夜中に目が冷めても20分以内に眠れる
- 睡眠時間の85%はベッドで(昼間の居眠りとかは15%以下)
5. 最高のメンタル:不安編
不安が心身の機能を低下させる。先の見えないことへの不安を解消する→PPA(パーソナル・プロジェクト分析)
PPA:今、取り組んでいる課題(プロジェクト)のゴール(価値観)を特定し、それに向かい具体的な行動に落とし込むことで、漠然とした先の見えない不安を解消する
特に「誰かの役に立つ行動」がより幸福感を高める
6.最高の仕事
3つのルール
- 今日やり遂げたいことを毎朝3つ書き出し実践
- 今週やり遂げたいことを週の頭に書き出し実践
- 今月・・・
- 今年・・・
- 毎週末、レビューを行い、改善点をフィードバック
予定外に備え「イフ・ゼン・プランニング(If-then planning)」(最優先、代替案、プランB)
フィードバックに数字を活用
7. 最高の人生
マインドフルネス:「自己を観察する」自己観察で、その時の感情を自覚→今の状況に集中できる
マインドフルネスの訓練に家事や食事がよい。(有酸素)運動もマインドフルネスを鍛える
鳥肌が立つような「畏敬」の感情が、我々の不安を減らす:自然、アート、人などに対する畏敬の感情を持つ機会を増やす
8. 最高の体調でいるために
孤独だった人に友人ができた寿命が15年も伸びた事例もある
「友人」が必要:長い時間、同期行動(同じような動きを行う)、互恵(信頼)→信頼を得るにはセルフ・ディスクロージャーも有効
セルフ・ディスクロージャー(自分の悩みを秘密を打ち明ける):お金、健康、感情、楽しいこと、課題、夢、性生活、弱点、怒り、趣味、恥ずかしかったことなど
感想
健康オタクとしては1.〜8.の内、2.食事 3.環境 4.睡眠 6.仕事 8.友人 の重要性は認識しているし、意識して生活を送っている。
一方で、1.文明病は、興味深い洞察。5.メンタルのPPA(パーソナル・プロジェクト分析)と、7.の「マインドフルネス」や「畏敬」については、もう少し詳しく知りたい。漫画で終わらせようと思ったのが甘かった。
『まんがでわかる 最高の体調』をとっかかりに『最高の体調』の本の方に進みそう。
コメントを残す