人生を幸せにするのは何?
こんにちは!ひろさんかくです。TED Talk(プレゼンテーション・サイト)に2015年12月に登録された精神科医ロバート・ウォールディンガー先生による「人生を幸せにするのは何か?最も長期に渡る幸福の研究から」についてです。
ハーバード大学で、1,020人ものアメリカの若者の人生を、戦前から75年もの間、追いかけ得た研究成果 ➡️「良い人間関係は人生をより幸せに、かつ、健康にする」
研究から得た三つの学び
1️⃣世の中と繋がっている人は幸せで健康、長生き。孤独な人は逆。孤独は毒
2️⃣親しい人との人間関係の質が重要。愛情のない結婚生活は離婚より害。50代の時、満足な人間関係を持っていた人は80代でも幸せで健康
3️⃣良い人間関係は身体だけでなく脳も守る。頼れる人がいない人は記憶が早く衰える
この研究では、もっとも幸せな老後を送っている人は、家族、友達(仕事仲間に代わる遊び仲間など)や、地域社会の人達と良い関係を築ていることがわかった。
以上、だいぶ省略しましたが研究の概要です。最初の1,020人からは大統領になった人もいるそうで、今は、この1,020人の子孫も研究対象にしているそうです。今後、どのような発見があるのか、気が遠くなるような研究ですよね。
孤独な人生じゃダメなの?
私がこのTEDのプレゼンを見たのは1年前の夏で、どうやら、私は50代では満足な人間関係が持てそうになく、今の孤独な人生では「負け組」確定とショックを受けました。
その後、仕事人間である私の会社員人生では、他人から見れば「勝ち組(本当かな?)」として多忙にしてきましたが、私生活では「孤独=負け組」「人生これでおしまいか」など人生に対する絶望感が増すばかりでした。
特に、にぎやかな会社とさびしい私生活のギャップが孤独感を強め続け、とうとう、どうしてよいか分からなくなり、数ヶ月前にカウンセリングを受けました。
カウンセラーからは「そもそも、あなたが50歳で孤独なら、老後は不幸になると言う不安は、あなたの思い込み。あなたの人生がそうなると決まった訳じゃない」「孤独な人生が嫌で、人生にやりがいや生きがいを求めるなら、いろんなことに挑戦してみたら良い」と一喝されました。
人の言葉に影響を受けやすい私は、「ですよね〜。研究は研究ですし、たとえ、今の私が孤独でも、研究対象の人と同じような人生を歩むとは限らないですね(笑)」といとも簡単に目から鱗(ウロコ)が取れたように感じました。
そして、昨日(2018.9.24)、ブログを始め、無意識に付けたブログ名が「つながる」であり、「人や社会と繋がっていきたい」と、結局は今でも研究のショックは引きずってますね。一度刷り込まれたことは簡単には消えないと言うことかもしれない。
ただ、今の私は、この研究は統計的に普通のことを報告しているだけだ、その内容はもっともなことは認識しながら、自分として、これからどう行動していくかが大切と思ってます。
老後のためだけに生きているわけではないので、仕事では感じられない「やりがい」や「夢中になれる」ような何かをこれから見つけていけたらと思ってます。
この研究を見なかったらブログは始めてなかったかもしれないので、ブログの最初のテーマ(気持ちを一新した残りの人生のスタート地点)にしました。
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