こんにちは!
朝のルーティーンは「目覚まし → カーテン開け → 血圧測定 → 腹筋 → ひげそり」までを寝室で行う。このルーティーンの途中に会社のスマホで仕事のメールをチェックする。アメリカから緊急のメールが来ていることがあるからだ。時々、困るのが上司からのメール。私と同じ、深夜覚醒するタイプで、夜中の2時過ぎくらいにメールを発信している時がある。
先日、血圧を測る前に、うっかり仕事のメールを見てしまった。案の定、上司からの精神不安定にするメールが一件来ている。イラつきながら血圧を測る。とんでもなく高い!普段は110-120/70-80の幅で安定しているが、145/100くらいだった。恐ろしい。たかがメールを読んでイラッとしただけで、瞬間的にこれだけ血圧が上がるのか!
どうしても黙ってはいられない内容のメールだったので、その後のルーティーンである「シャワー → 朝食」を後回しにした。1時間くらい掛けて長い返信をした。在宅勤務ならではの対応だ。普通に電車で通勤していたら、会社に着いて返信するまでイライラしていただろう。
本題は血圧。ネットで調べる限り、一日でも20〜30くらいの血圧の変化は普通だそうだ。ただし、急上昇して高止まりしていたら、深刻な病気を心配しないといけないらしい。イラッとして瞬間的に血圧が急上昇するのは、どの程度、身体に悪いのだろう?
その時は、イライラと言うよりは、怒りの方が正確な感情の状態だったと思う。どう見ても(実際には見えないが)、頭に血が登っているのが分かった。身体も戦闘態勢のような感覚だ。まちがいなくアドレナリンが出まくっていたに違いない。
人間は急なストレスにさらされると、闘争か逃走の選択をせまられるそうだ。狩猟民族がライオンや熊に出くわした時のように。全力で戦ったり、逃げるには、極度の興奮状態にならないと力を出せないのだろう。そのための役割を担うのがアドレナリンだそうだ。運動器官へ血液供給を増大することで、火事場の馬鹿力のような激しい運動を可能にするのだろう。
幸い、私がいるのはジャングルではなく寝室。それでも、今後の会社人生だけでなく、自身の生活どころか、人生にも影響を与えそうな場面だった。ジャングルでなくても、生きるか死ぬかの世界だ。アドレナリンが出るのは正しい。急激な血圧上昇(血圧サージと言うらしい) でもないと戦えない。返信のメールは、長〜い会社人生で初めて、自分の仕事に対する強い意志やコミットを宣言する内容だった。
その後、上司は私の強い意志を感じ取り、考えを受け取ってくれた。今は間違いなく、私の血圧は平常状態だろう。
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