格好いい!見てすっきり「ストリート・オブ・ファイヤー」

street of fire

こんにちは!

先日、【オンライン懐かしの洋楽談義】で80年代ロックの只者ではない方に巡り会えた。主催者の私がこてんぱんにやられてしまうと言う、嬉しい悲鳴満載の素晴らしい出会いになった。その方から紹介頂いたのが、1984年のロック映画「ストリート・オブ・ファイヤー」の劇中歌!

Fire Inc.という映画のために結成されたバンドが演奏する「今夜は青春(Tonight Is What It Means To Be)」「Nowhere Fast」の二曲。劇中で歌っているのはヒロインのダイアン・レイン(実際は口パク)。特に、エンディングの「今夜は青春」のドラマティックな展開と圧倒的なヴォーカルがツボにハマり頭から離れない。

この曲、ドラマ「ヤヌスの鏡」の主題歌「今夜はANGEL」として、椎名恵さんヴァージョンも感動的。

映画はと言うと、西部劇の形式のロック映画らしい。つまり、ヒーローは徹底的に強く、ヒロインは美しく、悪党はとことん悪党。最後に勝つのは決まっているの世界。見る方は爽快感だけが残る。

キャストがすごい。ヒーローのトム・コーディ役のマイケル・パレがとことん格好良い。ヒロインのエレン役はダイアン・レイン。そして悪役レイヴェン役のウィレム・デフォー。2年後、1986年のベトナム映画「プラトーン」での壮絶な最期のシーンが印象的。

ネタバレのない(はず)のあらすじはこちら↓

バージニア州リッチモンドは全米でも殺人発生率最悪級の街。ストリートギャングの襲撃や暴力で退廃的な雰囲気。人気シンガーになることを夢見るエレンはステージで熱唱中。そこを、ギャング・グループのボンバーズが襲う。悪党のリーダーであるレイヴェンはエレンを拉致。

姉に呼び戻されたトムは、軍人上がりの女性マッコイ、エレンのマネージャーと悪の巣窟からエレンを救い出す。元恋人同士だったトムとエレンは、よりを戻す。復讐に燃えるレイヴァンが街を襲う。エレンを逃し、最後の戦いに向かうトム。戦いの行方と二人の未来は!?

みたいな映画だ。

映画を通して流れるロックン・ロールの数々は、ロック界の大御所ライ・クーダーが監修していたりする。

感想

ロック、リーゼント、革ジャン、バイク、暴力、銃、ナイフ、アルコールがあふれるが、この映画の素晴らしいのは、誰も死なないこと。

銃撃や暴力シーンは多い。この映画が伝えたいのは、ただただ、この格好良いヒーローとヒロインの魅力だ。それを盛り上げるのが、数々の演奏シーンと劇中歌。そこにハマれるかどうかが、この映画を楽しめるかどうかの分かれ道になる。

street of fire

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください