新型コロナワクチンを打つべきか?

こんにちは!

昨日までは、疑いもなく、アメリカで新型コロナのワクチンを打つつもりだった。

忘れていた訳ではないが、3年前、ミラー・フィッシャー症候群の主治医から「インフルエンザのワクチン」は今年は控えたほうが良いと言われていた。その後、2019年も2020年もワクチンは接種していない。

そもそも、ミラー・フィッシャーになる前も、忙しかったり、面倒臭かったりして、それほど頻繁に、インフルエンザのワクチンを接種した記憶はないが、副反応の経験もない。さらにはインフルエンザに罹患した記憶もあまりない。たぶん、一度はあると思うが、30年以上前の話だ。

たまたま、先日、今回のコロナのワクチンで強い副反応が出て、二回目の接種は医師の助言もあり、取りやめた人の話を聞いた。医師はギランバレー症候群のリスクを考慮されたそうだ。ミラー・フィッシャー症候群はギラン・バレー症候群の亜型(派生的な型)だ。

インフルエンザ・ワクチンによるギラン・バレー症候群が発症した事例は、これかもしれない。サイト名「テレビ紹介情報」の「「ギラン・バレー症候群」に関連する情報」にある。

1976年当時、米国でインフルエンザが流行った際に、ワクチン接種で50名以上ものギラン・バレー症候群が発症したというもの。私の主治医もこのケースを参照されているのかもしれない。この記事の出展を見ると、某TV局の長寿番組の2021年1月の放送だった。その瞬間に、この記事を報道した「意図」を自分なりに理解した。

「私自身」は、このニュース(番組的にはニュースですらない)は、気にしなくて良いと考えた。(過去の事例は事実としても、今のコロナのワクチンとの関係性は、科学的にも示されていない)

久々、日本神経学会のサイトだが「COVID-19 ワクチンに関する日本神経学会の見解」に詳しい情報がある。コロナのワクチン接種を開始して時間が経っていないため、実績に基づいた提言ではないが、ギランバレー症候群などの免疫介在性末梢神経疾患の患者には、むしろ、コロナによる重症化リスクを考慮し、ワクチン接種を勧めている。

やはり、あまり心配せず、コロナのワクチンを接種すべきだと考え直す。問題は、万一、何か不測の事態で副反応が出た時、日本とアメリカどちらが良いか?もちろん、日本の方が気分的には安心だ。

と言うことで、会社での職域接種に紛れ込めないか調査した。あいにく、準備に時間がかかり、8月からだそうだ。遅すぎる!ワクチン接種券もない中、その辺の民間の病院に飛び込んでもワクチン接種は無理だろう。

やはり、予定通り、アメリカで打とうと思う。今現在、体調は万全だ。インフルとかのワクチンで体調が悪くなった経験もない。それと、おかしなことになっても、医学的に進んでいるアメリカの方がもっと安心かもしれない。ギランやミラーの「免疫介在性末梢神経疾患」に関する大きな患者団体もある。

ワクチン接種を避けて、コロナで重症化するリスクと、0.00001%くらいの深刻な副反応が出る可能性とのバランスを見ても、ワクチン摂取する方が理にかなっている。単なる確率や可能性の問題だけど。

フィッシャー症候群発症から3年、何も後遺症や不調は感じないが、あの時の恐怖や苦労は忘れられない。2度と同じ経験はしたくない。鈍感な人間なので、このような不安定な時は、多少、神経質になるくらいが、生き残るには、ちょうど良いのかもしれない。

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