「おやつ処 茶寿(Saju)」妙蓮寺 頭痛にならない”かき氷”

saju

こんにちは!ひろさんかくです。

夏と言えば、かき氷。つぶあんにみるく系が長年のお気に入りだ。残念ながら、去年の夏のピークは病院で過ごしたので、夏そのものがなかったから、2年ぶりに、かき氷を存分に楽しめる夏となる。と言いながら、まだ、梅雨も開けないうちに、やたらインスタ映えするかき氷に遭遇し、もはや我慢できず、東横線妙蓮寺にある「おやつ処 茶寿(Saju)」に突撃してしまった。

今回の突撃は、今までの中で、もっとも激しい心の中での攻防が繰り広げられたので、実況中継スタイルでお届けする。

「おやつ処 茶寿(Saju)」妙蓮寺 頭痛にならない”かき氷”

東横線妙蓮寺駅

駅を降りたら、こじんまりとした商店街と閑静な住宅街に囲まれている。妙蓮寺と言うだけに駅の目の前、徒歩5秒くらいに妙蓮寺がある。

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「おやつ処 茶寿(Saju)」

妙蓮寺がある方とは反対側だが、歩いて数分で到着する。もはや商店街ではなく、完全に住宅街の中の一角にある。もともとはお寿司屋さんだったそうだ。

いざ、突撃

日曜の午後2時過ぎ、おやつ処でかき氷を楽しむには最高の時間帯だ。閑静すぎる住宅街の中、想像以上にこじんまりした店舗に到着。

入ろうと思うが、私、おっさんにとって悪夢の光景が目の前に繰り広げられる。座敷だ!狭い上に、女子で満席に近い。これでは入れないと思い。まずは、通り過ぎることにした。

頭の中で、最悪ケースを想定する。おっさん一人入店し、高校生くらいのキャピキャピした女子たちがかき氷を楽しんでいる座席のど真ん中に相席させられ、全員が注目する中、かき氷を注文するハメになることだ。そのような集団監視の中、ブログ用に写真を撮るおっさんの姿ほど痛いものはない。無理だ。

もう一度、Uターンし店の前を通り過ぎる。座敷以外に、寿司屋だけにカウンターらしきものが見える。ここに着席すれば、相席は避けられるかもしれない。

願わくば、女子たち、そろそろ帰ってくれないかなあと期待しつつ、とりあえず、駅まで戻り、妙蓮寺の写真を撮り、時間を潰す。

カウンターの様子を再確認するため、再突撃。ここで、謎の男性がお店の前をフラフラしてるところを目撃!仲間だ!そうか、入るのに躊躇しているのだな。よしよし、この私が先に入れば、彼も入りやすいだろうと思っていると、この男性、隣の家に消えてしまう。なんだろう?先程から、不審なおっさんが徘徊しているので近所の住民が監視しているのか?!

もはや、不審者かもしれず、勇気がなくなり、お店への突撃を諦め通り過ぎる。そして、また、Uターンして戻ってくる。通り過ぎる時、顔は前を向きながら、目だけ全力で店内をサーチする。分かったことは、座敷は満席に近く、女子たちが会話で超盛り上がっていることだ。無理だ。諦めて帰ろう。

ブログに、お店の直前まで行って諦めたと言う敗戦報告の記事を書くしかないな。駅で電車を待っている間、それでも諦めきれず、食べログのレビューを見る。おひとりさまは入りにくいかもとある。しかも、こちらは、おっさんだぞ。カウンター席に座ったという未確認情報はあることはある。

このままで帰っていいのか?初めてのお使いで、お店に着いたけど恥ずかしくて帰ってくるのと一緒だぞ。年齢差は10倍。電車が来ないので悩み続ける。

それにしても、歩き回って、のどが渇いた。かき氷が食べたいと心から思ったので、わざわざ、Suicaの入場を取り消してもらい、再度、突撃を敢行することにした(ちょうど、遠くで踏切の音が聞こえ始めた)。

恥ずかしいとか関係なく、とにかく、冷たいかき氷が食べたい。幸い、先客、二組が帰るところだった。ラッキー!

入店

無事、入店。座敷は、4人がけのテーブルと、2人がけの小さいテーブルがふたつ。一番、右端のカンファタブルな席に案内された。カウンターは、普段は接客用には使用してないようで、木の丸椅子が2,3個あるが端に追いやられている。

座敷は隣の席との距離が近く、真ん中の席にぽつんと座るのは少し避けたい。

驚いたのは、先ほどの男性が厨房でかき氷を作ってる。

黒板にあったかき氷メニュー

  • あじさい 柑橘系の味 1,000円(税抜)
  • 生メロンめろん みるく or ヨーグルト 1,380円
  • 生キウイキウイヨーグルト 1,280円
  • キャラメルバナナみるく 1,280円

インスタ的には、あじさいが良さげ、レモン汁をかけると色が変わるらしい。

生メロンめろんのみるく

写真の通りだ。なんと言っても、かき氷がきめ細かく繊細だ。私のような早食いが食べても、なかなか、冷たさで頭痛にならない。頭痛になりかけたら、温かいほうじ茶を口に含めば、発作になる前に鎮火する。

それにしても、このような繊細なかき氷を、今まで、食べたことがあるだろうか。しかも、みるくも甘さ控えめ。てっぺんに乗っかているメロンの破片とかき氷とみるくのバランスが絶妙だ。メロンの味がする。

感想

美味しかったし、おっさんでもテンションあがるくらい見た目がきれいなかき氷だ。ただ、満足かと言えば、お腹的にも、味覚的にも、少し物足りないかもしれない。見た目は結構、大きいが、さすがに、氷だけに溶けて消えてしまい、お腹には残らない。メロンそのものの甘さを生かすためか、みるくの甘さが控えめだが、個人的には、つぶあんとみるくが、がっつり甘い方が好みかもしれない。

いずれにせよ、お店の前を5, 6往復したのは情けなかったが、無事、任務を終了したので、自分で自分を褒めたい気分だ。

saju

食べ終わる直前。メロンがお皿にはなっていない。メロンが器風にはなっている。

saju

今後の予定

次に、かき氷目当てで行くお店は決まっている。

和菓子のくろぎ

なんと、東大の本郷キャンパス春日門側にあるそうだが、ここのかき氷は、まさに、私の好みの和のテイスト、きなこ、あんこの世界だ。もちろん、インスタ映えも意識してか、写真を見る限り、芸術の域に達している。

悪乗りだが、かき氷選手権なども、そろそろ、開催されても良いのではないのか。東京オリンピックなど、最高の舞台になるだろう。

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