悪魔に魂を売ったと言われる伝説のブルース・マン ロバート・ジョンソン「Remastered Devil at the Crossroads」からの脱線話

robert johnson

こんにちは!ひろさんかくです。

この人がいなかったら、リズム&ブルースやロックン・ローンの歴史も変わっていたかもしれないような伝説的なブルース・マンの、まさにその伝説に迫るドキュメンタリー。

その名もロバート・ジョンソン。ネットフリックスのミュージシャンの怪事件を追うドキュメンタリーシリーズ「Remastered Devil at the Crossroads」から、少し脱線したお話もお届けします。

悪魔に魂を売ったと言われる伝説のブルース・マン ロバート・ジョンソン「Remastered Devil at the Crossroads」からの脱線話

概要

1時間も満たないとても短いドキュメンタリー。1911年に生まれたロバート・ジョンソンの、1938年、27歳と言う若さで命を落とすまでのエピソードを取り扱う。

毒殺されたと言われる事件の真相や、短期間でギターの腕を上げたことから、クロスロード(十字路)で悪魔に魂を売って、その技量を得たと言うような伝説の真相はいかに?

いずれも、戦前の話。本人と確認ができる写真は2枚、もちろん動画はない。音源も29曲残されたのみ。

エリック・クラプトンやキース・リチャーズが尊敬しているブルース・ギタリストの生涯に迫る!

感想

ロバート・ジョンソンのアルバムを聞いたことはあるが、多くを語るほど詳しくない。彼のリズム&ブルースやロックン・ローン発展への貢献や伝説に関する考察は、多数の記事がネットに溢れているので、私が出る幕ではないと思っている。

ただ、このドキュメンタリーを見たことで、ロック・ミュージックの歴史における不可思議な別の伝説の方に興味を持ってしまった。27クラブのことだ。そちらに脱線してみたい。

27クラブ

Wikipediaより『The 27s: The Greatest Myth of Rock & Roll』に関する引用

The 27s: The Greatest Myth of Rock & Roll is a non-fiction narrative that tells the history of rock & roll seen through the lives and legacies of 34 musicians who each died at the age of 27 (also known as the 27 Club). The 27s was created by Eric Segalstad (author) and Josh Hunter (illustrator). It was independently published, and distributed by Random House. The 27s won silver in the 2009 Independent Publisher Book Award for Popular Culture.

この本が出版された時点で、34人ものミュージシャンが、27歳で亡くなっている。偶然の一致にしては、数が多すぎるため、そこに何らかの法則やら呪いのようなことがあるのか、研究されている。

特に、注目すべきは、以下の事実。

ローリング・ストーンズの結成時からのリーダー的存在だったブライアン・ジョーンズ。カナダ出身の左利きのギタリストであるジミ・ヘンドリックス。スリル感に溢れた歌声で人気の白人のリズム&ブルースシンガーであるジャニス・ジョプリン。ドアーズというバンドのリーダであるジム・モリスン。

この4人が1969年から1971年と言う、ロックン・ロールが、サイケデリックなどの影響も受け、より混沌としたロックへ進化し始めた重要な時期、スターとして、真っ盛りの27歳で死亡している。

27クラブとは、いったい、何なんだろう?ただの偶然と言ってしまえば、それまでだが、ミュージシャンとして成功した彼らの多くが、どうして、アルコール、ドラッグなどに溺れ、破滅してしまったのだろう?

1994年には、ニルヴァーナのリーダーであるカート・コバーンがドラッグに溺れ、精神も病み27歳で自殺。2011年には、グラミーも受賞しているエイミー・ワインハウスがアルコールの過剰摂取で、同じく27歳で死亡。

メディアも、彼等の死が、伝説の27クラブとの関係を興味深く、報道している。

言うまでもないが、ジャニス・ジョプリンなど彼らが亡くなる30年前、偶然にもロバート・ジョンソンも27歳で毒殺されたとされている。

音楽が死んだ日前後に起こったこと

27クラブとは異なるが、興味深いロックの歴史的背景

  • 1959年2月 – ビートルズにも影響を与えたバディ・ホリー、「ラ・バンバ」で有名なリッチー・ヴァレンス、ビッグ・ボッパーが飛行機事故で死亡。「音楽が死んだ日」と言われる
  • 1959年12月 – 14歳の少女を不法に州境を越えて連れ回したとしてチャック・ベリーが逮捕される(後に、1962年から2年間服役)。ジョン・レノンから「ロックン・ロールに別名を与えるならチェック・ベリー(If you tried to give rock and roll another name, you might call it ‘Chuck Berry’)」とまで崇める
  • 1960年4月 – イギリスツアー中だったエディ・コクランが移動中の自動車事故で死亡、同乗のジーン・ヴィンセントも重傷を負い後遺症が残る
  • 1957年 – リトル・リチャード引退。 少し、毛色が違うが、人種差別とゲイに対する差別の激しい時代に、同性愛者であることを公言して活動した黒人ロックン・ローラー。ポール・マッカートニーの歌唱法にも影響を与えた。突如、引退し牧師に。ツアー中の飛行機事故で神を見たことから宗教の世界にと、昔、聞いたことがあるが、ウィキペディアには記載がない。都市伝説かか・・
  • 1958年1月エルヴィス・プレスリーは2年間、徴兵制により軍隊へ。1954年にサン・レコードからデビューし、黒人のようにソウルフルに歌える白人ロックン・ローラーとして人気を博し、映画スターにもなっていた

1960年前半は、ニール・セダカやポール・アンカなどのアイドル歌手が台頭。当時の若者が求めたのは、行品で小奇麗なアイドルではなく、見たこともないような長髪で、激しいシャウトとサウンドのロックン・ロール。

ビートルズがデビューしたのが1962年、ローリング・ストーンズは1963年。もちろん、彼らの音楽や魅力が売れた理由だが、売れる環境も整ってはいたのかもしれない。

robert johnson

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください