映画「アバウト・タイム」を見た感想

Time, Machine
こんにちは!ひろさんかくです。

映画「アバウト・タイム」についてです。監督は「ノッティングヒルの恋人」「ブリジット・ジョーンズの日記」「ラブ・アクチュアリー」などで知られるリチャード・カーティス。この作品は、米英の合作だそうです。

「アバウト・タイム」を選んだきっかけは、ネットでたまたま検索して「号泣必至」「絶対に泣ける!」「一度は見ておきたい」など多くのブログで必ず推薦されていたから。

ラブコメやロマンス系は見ても、無感動な方なので、ときめかないのは間違いなく、この作品も大丈夫かなと思いましたが、私の好きなタイムトラベルものなので、泣かせてもらおうじゃないかと見ることにしました。

映画「アバウト・タイム」の内容とメッセージ

映画の内容

人気映画ですので、あまり詳しく紹介しないですが3行でまとめると、「先祖代々タイムトラベルの能力を持つ家系に生まれた主人公は、父親のアドバイスのもと、この能力を自分の人生に役立つことに使うことにした。もてない主人公は彼女を作るため、繰り返しタイムトラベルをして彼女を見つけ、幸せな家庭を持つことができました。めでたし、めでたし」

このような味もそっけもない映画紹介しか書けないようでは、私は映画産業向いてないですね。映画だけでなく、ありとあらゆる営業も無理かな。それは別の問題なのでここでは放置。

映画のメッセージ

この映画で伝えたかったのは、子供(主人公)を思う父親と、父を思う子供が、人生を歩んでいく上での変わらぬ愛情や、いつかどこかで、その関係も終わりをむかえる、そのむかえ方、その際の両者の思いや、切なさのようなものを映画全体を通して伝えたかったように感じました。

数々の名言

この映画で注目したのは、後半の主人公の回想シーンでのいくつかの名言です(私が見つけたのではなく、すでにこれで有名。。)。タイムトラベルものと言うことは忘れて、人生や日々をどう過ごすべきか示唆に富んだメッセージばかりでした。英語の勉強にもなりました。

「父の幸せになるための秘密の方法:まず第一に、一日一日を普通に過ごす。次にタイムトラベルで、その1日1日をもう一度、同じようにただ繰り返す。1回目は緊張や心配で我々の世界がどれだけ素敵か分からないけど、2回目には気付くことになる」

Let’s save some time. And so he told me his secret formula for happiness. Part one of the two part plan was that I should just get on with ordinary life, living it day by day, like anyone else. But then came part two of Dad’s plan. He told me to live every day again almost exactly the same. The first time with all the tensions and worries that stop us noticing how sweet the world can be, but the second time noticing.

僕はもう過去に戻らなくなった。あたかも自分がこの毎日を楽しむために、もう一度戻ってきたかのように、毎日を一生懸命生きようとしている。それはまるで僕の非凡で普通な人生の最後の1日であるかのように」

I don’t travel back at all. Not even for the day. I just try to live every day as if I’ve deliberately come back to this one day to enjoy it as if it was the full final day of my extraordinary, ordinary life.

「僕たちは皆、毎日、人生を一緒に(タイム)トラベリングしている。僕たちができることは、ベストを尽くしてこの素晴らしい旅を楽しんでいくことだ」

We’re all traveling through time together every day of our lives. All we can do is do our best to relish this remarkable ride.

映画「アバウト・タイム」の感想

もし、タイムトラベルの能力がなかったら、主人公はこれだけの幸せを得られたどうか。

実際に、タイムトラベルのおかげもあり、十分幸せで、満たされた彼は、もはやタイムトラベルで過去の失敗を直しに行く必要もなく、日々を、人生を、噛み締めて生きていけるようになった。

少しタイムトラベルを使いすぎで、リアルな人生では反則のような感じもしますが、彼の父親が望んでいたことは彼の幸せ。父は、普通の親子同様に、子供が少しでも幸せで、毎日を楽しく過ごせるようになることを望んでいたし、彼も幸せをつかむため努力をした。タイムトラベルの有無はあまり重要ではなく、このような思いが人生の成功には大切と伝えたいのではと思いました。

「毎日を一生懸命生きること」「毎日を楽しめること」と思えることが幸せなんだと思います。

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