プレゼン『1分で話せ』の極意を忘れるな

こんにちは!

つまらない仕事ネタなのでスキップを推奨。先日、ある会議に同席した。その会議には日本だけでなく海外からの役員全員が出席する。ダイバーシティを意識して人種や性別もバラエティに飛んでいる。

会議の最後、出席している役員全員から、提案に対する意見を頂く場面がある。彼らの経歴は全世界に公開されているが、いずれも非の打ちようがない経歴の持ち主ばかりだ。グローバル・カンパニーでの執行経験のある経営者達。

問題は、彼等の話している内容のメモが取りにくいこと。その日、彼等は、提案を受けた内容に対して、ひとりづつ、意見を求められる。日本人の役員でも、あらかじめ準備した原稿を読むようなことはせず、その場で考えながら話す方が多い。その結果、

  • 話がくどかったり、文章になってなかったり
  • 声が大きく勇ましく、重大な指摘をしているようで、よく聞くと意味が不明だったり
  • 理路整然と意見に対する考え方を語るが、そこに、いまひとつ情熱は感じられなかったり(立場上、必要ないけれど)
  • 淡々と、自身の視点で語るが、課題認識や本質から少しずれていたり

いずれにしても、一字一句書き取ると分かる。言い直しや繰り返しも多く、話し言葉は文章になっていない。もちろん、意味は通じる。重大な責任もあるし、難しい提案だから、発言する方も緊張もするのだろう。

一方、外国人はと言うと、これもまた日本人役員と似たり寄ったりだ。さらに英語のアクセントや話すスピードもそれぞれ異なる。これだけの英語を一度聞いただけで、的確に捉えるのは難しい。

いずれも、原稿などなく、当日の審議内容も踏まえ、あれこれ話し始めるので、通訳泣かせと思う。基本は、言い直し、繰り返しが多い。公式の場で使わないような慣用表現を多用するアメリカ人もいた。

印象的だったのは、どちらかと言うとバーで酔っ払って話しているようなアメリカ人の役員。指摘内容には、何の具体的な洞察も分析もない。ここまで来たならやるしかないだろう的なコメント。情熱とか根性論っぽい。日本語に訳すと冴えないこと極まりない。

もしかすると、提案している幹部の顔つき、目力、話すトーンから、真剣度などを感じ取ったのかもしれない。ビデオ会議でそこまで見えるかな。。

そう言う自分は、どうかと言うと、この恐ろしい場では、発言する機会はなかったが、もしあったとしても、もっとひどいかっただろう。話にまとまりがない。話している途中にあれもこれもと追加したくなる上、応用も機転も効かない。しかも過呼吸になる。

唯一、伝わりやすく、きっちり理路整然と話す幹部もいた。研がれたばかりのナイフのようなシャープなコメントだった。

その話し方は、2年半前に読んで感銘を受けた『1分で話せ』伊藤洋一著のスタイルに近いものだった。ポイントは以下:

  • ロジカルなピラミッドストラクチャー

結論/意見→理由3点→詳細(必要に応じ):「吉野家の牛丼は最高です!その理由は3点あります、ひとつは・・」みたいな。

  • スッキリ・カンタン、言葉を削る
  • 報告者ではなく「表現者」として振る舞う
今後の予定

とりあえず『1分で話せ』のピラミッド・ストラクチャ-をもう一度、復習しないとやばい。それからTEDで、英語のディクテーションの練習も毎日しよう!あの言い直しだらけの早口なインドやブリティッシュ・アクセントの英語の質問に対し、淀みなくスパッと回答できるようになりたい!

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