リアル・メキシカン・ナイト!?その2

こんにちは!

前回に続き、リアルなメキシカンレストランでの楽しい?夜の記事が続く。実際に到着したお店の外観は下の写真の通り、文字通り、掘っ立て小屋風だ。お店の外(写真の左側)にはテントで店舗が拡張されている)。

いざ、中に入る。まだ、金曜の夜6時過ぎだ。店内は普通のホール・スタイルのレストラン風のバーだ。店内は、こちらでは珍しいが照明が明るい。クエンティン・タランティーノの映画に出てくるような怪しげな雰囲気は微塵もない。皆、自由で明るく楽しそうだ。カリフォルでは、屋外で花火が禁止だが。店内では花火が大活躍だ。

まったく、理解できないが、このお店には、二人のお花売りの女性が巡回している。デートのついでに花束を渡すなら分かるが、それほど需要があるとは思えない。でも意外と売れている。

これがチャベラ。私のお気に入りのお店では、このようないかがわしいエビとかなくて、グラスの縁もマルガリータ塩だけだった。このエビ、やけにスパイシーでビールが進む。このビールは、普通のビールに、チリパウダーやライム汁で割られたもの。グラスの縁にもマルガリータ塩にチリパウダーだ。真ん中の野菜は胡瓜。

この写真、このお店ではなく、前のお店のものかもしれない。どちらも似たようなものだが、2店目のチャベラの方がゴージャスだ。

これは、チャベラではなく、ミチェラーダ。ビールとトマトジュースを半々くらいで割って、どろっとするようなメキシカンスパイスとチリパウダーにライム汁が入ったビールカクテルだ。巨大な胡瓜はもはや意味不明だ。それでも、飲み物は結構、旨い(でも、私が行きたかったお店のチャベラではない)。

同席している同僚からも最初のお店より旨いと声が上がる。私としては似たようなものだが、このお店の底抜けに明るい雰囲気が美味しく感じさせていると思う。それでも、お代わりが止まらなくなる。

これは、お酒を飲まない同僚が注文したノンアルのサングリアだが、もはやフルーツカクテル状態のグラスに言葉を失う。

これが、このお店のチャべラ。胡瓜が素晴らしくでかい。

料理が旨い!定番の豆、ライス、肉、サルサ、サワークリーム、ワカモレ。これをトルティーヤで包んでいただく。最初のお店と比べると料理は段違い平行棒並みに旨い!

メキシカンと言えば、テキーラとマルガリータ。あまり強い酒を飲まない私は、テキーラは断り、テキーラを割ったマルガリータを頂く。想像の3倍くらいの大きさのグラスで出てくる。

下の動画が視聴できるか不明だが、ここまでは、このお店の表面的な説明でしかない。このお店、ライブ・パフォーマンスでも人気のようだ。着席した時は、バンジョーやギターやアコーディオンの楽器隊が片付けをしていた。

その後、カラオケをバックに一人、メキシコの歌を歌い始める歌手がいる。やけに声がでかい。しかも似たような歌を歌い続けるが、どれも底抜けに明るい。こんな明るい歌を聴きながら、美味しいメキシカン料理とお酒を楽しめるなんて、コロナ騒ぎはどこに行ったのか!と言う雰囲気だ。

我々は、メキシコ人しかいないような大きな店内の真ん中で、唯一の異色な存在だ。歌手からどこから来たのと聞かれ、日本と聞いて、東京オリンピックだねと盛り上げてくれる。店内の他のお客さん達からも歓迎される。

どう言う訳か、このテーブルでは、一番!まともそうな私が、最初からニコニコしていたからか、この後も、歌手やお客さん達から、いじられ続けることになる。

聞いたことがないメキシコの歌だが、お客さんは、みんな知っているらしく、一緒に楽しそうに歌っている。そんな中、私のカラオケの十八番「雨を見たかい」by CCRのメキシコ版を歌い出す。酔ってもいるので、思わず、他の客のように一緒に歌い出す私。

気がつくと、サビで、歌手からマイクを差し向けられ、私が絶唱した瞬間が、このお店の今夜の最大の盛り上がりの場面だったかもしれない。

動画↓

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