こんにちは!
昨年、コロナで在宅勤務になってハマったのが、近所にある南インドカレーのお店だ。中でも、クレープ風のドーサや、驚くくらいライスが軽い炊き込みご飯風のビリヤニなどだ。多い時で、週に3回も通うくらいヘビロテ状態だった。
そのお店の情報はこちらに詳しい→こちら、こちらも、そしてこちらも
そんな私が、7月からカリフォルニア勤務となり、新旧の同僚に会うたびに口走るのが、南インドカレーとクラフトビール好きと言うことだ。10年前こちらで働いていた時よりも、比べ物にならないくらいインド系の同僚が増えた。
そんな中、このベイエリアに長いインド人同僚の1人と気が合う。インド人らしくなく、あまりゴリゴリ圧がないところが、一緒にいて居心地が良いからかもしれない。私が、ビリヤニやドーサの名前を出すと、今度、地元の美味しい店に連れて行ってくれると言ってくれた。
話は逸れるが、10年以上、付き合いのあるビール好きのアメリカ人同僚に、クラフトビールのことを話したら、家の近くに、ものすごく品揃えの良いクラフトビールのお店を紹介してくれた。その後、毎週のように通っているのは言うまでもない。その名も「タップランズ(Taplands)」だ。
南インドカレーの名店「Rasa Contemporary Indian food」に連れて行ってもらう:ベイエリア
そして今日、約束通り、ディナーに連れて行ってもらったのがこのお店「Rasa Contemporary Indian food」だ。ラサと呼べば良いようだ。このお店、我々、サンタクララやサンノゼと言うシリコンバレーのど真ん中よりは、サンフランシスコ国際空港の方に北上した街バーリンゲーム(Burlingame)にある。
なんと車で40分くらい掛かる。私のチームの日本人2人も招待してくれたので、3人で車で行くことにした。インド系の同僚は、もう1人、中国系の同僚を連れてくる。彼女とも10年来の知り合いだ。非常によく働く2人だ。聞くと、彼らも我々と同じく、南側に住んでいる。ではなぜ、わざわざ、こんなに遠いお店に行くのだ?!
インド系の同僚によると、インドのローカル色満載の良いレストランは、我々の地元のエリアにもあるそうだ。ただ、そのようなディープな店に、いきなり、私を連れて行って、気を悪くしたらいけないと気を使ってくれたそうだ。それでアメリカナイズされたナイスでハイセンス、かつ、リアルな南インド料理も食べられるお店として、ここを選んでくれたらしい。きめ細かい気配りは日本人以上だ。
お店に着くと、コロナが流行ってから登場した店舗前の屋外テントの中のテーブルに案内される。結構、夜は冷えるが、以下のようなワンダフルなインド料理を頂いた。
注文はお任せしたので名前は分からない
インドではストリートでも売られている一般的な食べ物らしい。アメリカナイズされ洗練されているが、パンの中に挟まっているのはカレー風味のマッシュポテトだ。うまい!この後のドーサが楽しみでしょうがない!
ボリウッド・ドーサ!
名前がインドを冒涜しているようだが、中身は伝統的なドーサらしい。ちなみにボリウッドは映画産業が盛んなボンベイ(今のムンバイ)とハリウッドを掛け合わせた造語だ。3時間!の長い映画の半分くらいは大勢のダンスシーンが定番だ。
それにしても、このドーサ、三角形だ。日本のお店で食べたドーサはクレープのように丸いものを巻いたものだった。やはり、この地域は、NASAも近いので未確認飛行物体(UFO)的なモノを連想したいのかもしれない。
ちなみに、店員さんから、右上のタレは本当に辛いから注意せよと繰り返し忠告があった。気にせず大量に付けて食べてみる。3秒くらいはうまいが、その後、口の中が燃えるように辛い。それでもワサビとかの鼻にツンとくるようなこともなく、どちらかと言うと、ケミカルな感じでいつまでも口の中が辛かった。
それにしても、このドーサ、真ん中の部分には味付けされたマッシュポテト風の中身が入っているが、三角形の角は空洞だ。なので、このクレープ風をそれぞれのタレにつけて食べる。インドの同僚からは、フォークとか使わず素手で食べよと教えてもらうが、なかなか難しい。
RASA チキン・ビリヤニ
彼曰く、美味しいドーサと、美味しいビリヤニ両方を提供するお店は少ないらしい。なぜなら、ビリヤニは南ではなく、北インド発らしい(ウイキペディアで調べると諸説あるようだ)。いずれにしても、日本の米のような重さが感じられないバスマティライスの炊き込みご飯風の料理だ。いくらでも食べられてしまう感じだが。その後、異変が起こる。お腹が固く膨らみ苦しくてしょうがなくなる。ただただ、食べすぎたのだ。
感想
インド人の同僚には申し訳ないが、横浜の関内のお店と、全く同じ味のドーサとビリヤニだった。日本から10時も掛けて飛んできて、さらに車で40分近く、ハイウエイをぶっ飛ばしてきたが、日本の徒歩圏内にも同じ味のお店があることだけは、彼には伝えず、とても美味しかった。次回は、ぜひ、地元のもっとディープなインド料理屋に連れて行って欲しいとお願いした。
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