にわか落語ファンの「芝浜」研究 三代目古今亭志ん朝 編

こんにちは!ひろさんかくです。

NHKドラマ「元禄落語心中」を見て落語ファンになった。超が付く素人だが、先日、初めて新宿末廣亭の寄席に行き、もっと、落語や落語家について知りたいと思った。次回、寄席に行くまでに、古典落語から、気になるものをいくつか研究することにした。今回、その第一弾。

古典落語「芝浜」

あらすじ

今回、三代目古今亭志ん朝による「芝浜」をYoutubeで見て理解した範囲で記載:

魚屋の熊は、もとは評判が良かったが、酒にはまり、仕事もせず飲んでばかりで、家計は火の車。ある時、妻の懇願で仕事に出るが、たまたま、大金を拾い家に戻る。もう仕事はしないと宣言。心配した妻が、熊を酔わせ、財布は夢だったことにする。その後、熊は、(妻に苦労をかけてはいけないと)人が変わったように働き始め仕事も順調に。3年後の大晦日、妻が夫の熊に財布を隠していたことを打ち明け、謝罪。妻を許した熊に、禁酒していた酒を勧める。飲む寸前で、また、今のしあわせが夢になるといけないと飲まない(が落ち)。

歴史

ウィキペディアより。古典落語の演目のひとつ。落語研究者によると、江戸を舞台に、享保時代の出来事を寛政以降に落語に仕立てたもの。太平洋戦争後、現在のストーリーの基礎がまとまる。夫婦の愛情を温かく描く話で、噺のやまが大晦日のため、年末に演じられることが多い。

三代目古今亭志ん朝

  • 古今亭志ん朝(ここんてい しんちょう)は、東京の落語家の名跡。三代目は63歳にて病死(1938-2001)。現在古今亭志ん朝は空席。
  • 落語家一家の出身。「芝浜」同様にお酒好き

「三代目古今亭志ん朝 芝浜」感想

いつ録画されたものか不明。冒頭の枕(まくら)と本編、オチ含め47分。今回、初めて、これほどの長い時間、真剣に、ひとつの演目を見た。江戸っ子らしいテンポの良い語りで、なんとなく情景が思い浮かんできたりして、あっという間に47分が過ぎる。

「芝浜」は立川談志師匠等、他の落語家も演じられており、それぞれ特徴があるとのこと。

オチは分かりやすいが、財布を拾ったのが夢と分かっても、こんなに簡単に、禁酒して、人が変わったように働くようになるのかなと、野暮なことを考える。素直に良い話と聞けばよいのに。

今後の予定

「芝浜」以外の古典落語や、他の噺家による「芝浜」も見比べ、もっと知識を付けて、次の寄席に備えたい。

そもそも、知識以前に、気楽に、斜に構えず楽しむ。もっとまっさらな気持ち、もっとワクワクしながら、見るようにしないと、落語に限らず、楽しめないと思う。

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