受験勉強以来か!?山川出版社『落語 基礎知識から古典まで』

こんにちは!ひろさんかくです。

にわか落語ファンなので、そもそも落語業界も歴史もわからない。このまま、いろいろ分からない中、ヤミクモにYoutubeで古典落語を探して聞いても、どこかで心がポキっと折れてしまいそう。そんな中、たまたま、ふらっと寄った本屋で受験勉強でお世話になった歴史の山川出版社が「落語の歴史本」を出してました。パラパラっとめくり、迷わず購入。この本、日本史とかの参考書並に使える。いや、落語歴史の参考書そのものだ。

山川出版社『落語 基礎知識から古典まで』について

写真:横井洋司、文:横井洋司、山本進、ほか

第1章 昭和の名人

長年、落語家の写真を撮ってきた横井氏の解説による「昭和の三代名人」から、いま、活躍中の落語家まで、総勢39名の紹介。横井氏による、それぞれの噺家の迫力ある写真とヒストリー。襲名して名前が変わってしまうので、名前と顔写真は、にわかファンとって、ありがたい。

第2章 落語家の素顔

昭和から平成まで、40年以上、写真を撮り続けきた横井氏による、名人たちの貴重な素顔。ますます、歴史を感じる。

第3章 落語の歴史

芸能史研究家の山本進氏による16世紀の戦国時代から現代まで約400年間の落語史。戦国時代、江戸時代、明治時代以降、戦時中、戦後、今と、時代の変遷による落語への影響に加え、落語の伝え方の進化も学べる。

速記からラジオ、テレビへ、今やネットやDVDとかなんでもあり。変わらないのはライブの寄席。

幕末から明治にかけて、三遊亭圓朝師匠により、古典落語の名作「芝浜」「死神」などが創作されたという。

第4章 落語基礎用語辞典

野々川あいこ氏による落語用語辞典。受験の時、山川出版社の『日本史用語集』を片っ端から丸暗記した悪夢のような記憶が蘇る。知っているようで知らない用語がずらりと並んでいて便利。

第5章 名作落語のあらすじ選

落語関係の歴史に詳しい澤入政芝氏と川手優子氏による古典落語のあらすじ選。演目は1000作を超えると言われる中、厳選された古典落語(250以上)のあらすじと「豆知識」。

この「豆知識」が使える。どの噺家の十八番だったとか背景など。ここから、面白そうな話を探して聞いてみたい。このあらすじ選は、受験生だったら丸暗記モノのクオリティ!

第6章 落語年表

戦後から現在まで、落語の歴史と世相(東京五輪とか日本の大きな出来事)の比較年表。歴史の山川出版社の独壇場。入試に落語という科目があるなら、この年表の穴埋め問題が出る可能性大!

山川出版社『落語 基礎知識から古典まで』を読んで

にわか落語ファンにとって、一冊で、歴史から用語辞典、名作の紹介まで、短時間で学べる最高の参考書。

伝統芸能としての落語が持つ、壮大な歴史の重みと、江戸時代に作られた落語が現代まで、語り継がれていることがよく分かる。娯楽なので気楽に聞けばよい。ただ、歴史の重みに加え、歴代の落語達のすごみのようなものも感じながら、気持ちだけでも姿勢を正して聞かないといけないと感じる。

にわかファンですなどと名乗ったことすら恥ずかしくなる。

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