「オンリー・ザ・ブレイブ」山火事と戦った男たちの映画

only the brave

こんにちは!ひろさんかくです。

「感動の映画おすすめランキング2019!洋画ベスト20をご紹介」というブログ記事が、私の好みに近いようで、先日、1位の「LION」を見た。今日は、2位の「オンリー・ザ・ブレイブ」を見た。おっさんが好む映画が上位なのかもしれない。

この映画は、山火事が頻発する米国での森林消防団の活躍と悲劇が描かれている。この作品も1位同様に、実話をもとに製作された映画だ。実話の世界の本当の話は置いておいて、映画の中の物語を集中して見ると、ものすごい悲劇であり、山火事の恐ろしさが目のあたりにできる。

科学技術が進歩する中、この手の自然災害には、いまだに、生身の人間が戦いを強いられている。その中での犠牲にやるせなさも強く感じられる。

「オンリー・ザ・ブレイブ」山火事と戦った男たちの映画

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geralt / Pixabay

概要

2017年製作、日本での公開は2018年。134分の米国映画。

あらすじ

巨大な山火事災害が頻発する米国では、政府から認定された精鋭部隊が、実際の火災現場での全権を握る(犯罪現場でのFBIのように)。地方自治体の消防団が、訓練を重ね、この精鋭部隊に認定され活躍する。消防団員の隊長や入隊したての問題児などの人生、家族とこの命がけの仕事との葛藤の中、2013年アリゾナで発生した巨大山火事へ挑む

感想

山火事シーズンは、出動要請があると、現場での長期間の戦いとなることもある。また、国土の広い米国では、次から次へと山火事が襲うため、街の建物専門の消防団と比べ、はるかに、危険であり、自宅に数日間も戻れないことが多い。

これだけ科学技術が進歩した中、ハリケーンもトルネードも通り過ぎるのを待つだけだ。一方で、山火事は、その火災の規模に応じて、鎮火作業が求められる。鎮火作業では、森林火災消化のための特別な訓練を受けた精鋭部隊の活躍に頼ることになる。

米国では、家庭と仕事の切り替えや、いわゆる、ワーク・ライフ・バランスでライフを重視している。一方で、特に、最先端のビジネスシーンでは、仕事に対する献身性も高い。家庭はどうなっていると言うくらい、犠牲にしているように見える時がある。この映画は、まさに、この部分がテーマになっている。

ビジネスとは比べ物にならないくらい、この森林火災に対する消防の仕事は、世のため、人のために尽くす仕事である。献身的に働く消防隊、その彼らにも家族がいる。家族や家族との生活を犠牲にしながら、仕事での使命を果たしている。皆、それぞれ、葛藤や悩みに苦しみながら、厳しい訓練と、実際に命がけで現場に臨んでいる。

山火事の猛威を理解した。毎年のようにカリフォルニアなどでも、森林火災があるが、どうしてあれほど、火災が広がるのか理解できていなかったが、今回の映像で理解した。大地震の津波のようなスピードと脅威だ。

危険な山火事現場で、どうして、あそこまで、命懸けで、火に立ち向かわないと行けないのか?映画の中では、消化(飛行)機が、あまり役立たないように描かれている。火が回る最前線で、火災の進路を予測しながら、消防士が対策を打つ必要があるようだ。だから、彼らは勇敢にも火に立ち向かわないとならない。

映画の中では、子供ができたことで、今まで、ヤク中のような状態から、更生しようとする若者や、この危険な仕事であるため、子供を持たないと決めていたが、子供が欲しくなった妻との間の葛藤。最後は、妻との人生を選んだ中での悲劇にショックを受ける。

評価

映画の評価を出来るような人間ではないのは十分、理解しているが、忘れっぽいので、後々、どのような印象を持ったか目安として記載

[4.5/5] (5段階中の4.5)。ABCDEのB+。「良+」の評価

今後の予定

劇場で最新の映画も見に行きたいが、「感動の映画おすすめランキング2019!洋画ベスト20をご紹介」にしばらくお世話になろう。

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