野毛探索:関西風 立ち呑み 串揚げ「北村」パリパリサクサクの串揚げ!

kitamura noge

こんにちは!ひろさんかくです。

土曜の夜の野毛はごった返している。人人人だ。しかも、まだ、7時前なのに、土曜だけに、だいぶ出来上がっているグループが多い。最近、どんなに飲んでも、良い気分になれず、楽しい時間を飛び越えて、気持ち悪い時間にワープする傾向がある私にとっては羨ましい限りだ。

どうしても寿司が食べたくて、立ち食い寿司の人気店「まんぼう」@たべもの横丁に行くが、混雑に圧倒され、退散してきたばかりだ。

戦時の敗走は逃げるなら徹底的に逃げろが、孫子の兵法の大原則だったような良い加減な記憶がある。しかし、ここは戦場ではなく、ある意味、飲ん兵衛の楽園のような場所だ。心を打ちひしがれ、敗走しながらも店は探し続ける。

ふと、目についたのが「関西風」「串揚げ」というキーワード。串揚げには少しうるさい私だが、関西風(≒食道楽のイメージ)という言葉には、私だけかもしれないが、東京人はめっぽう弱いのだ。暖簾に目が釘付けだ。ぜひ、関西風の串揚げを味わいたい。

問題は、店の雰囲気だ。ガラス張りの引き戸に囲われているので中がよく見える。カウンターを囲むカウンター席のみ。店の中は薄暗い。建物の年季が行っているから薄暗く見えるだけなのかもしれないが、カウンター右端に座るカップルの手のタバコが煙をモクモクは吹き出しているのは見逃さなかった。

この狭いお店で、喫煙OKなら、食べ物は十分楽しめないだろう。やめるか?

諦めきれず、店の前、ガラス越しから店内をのぞき見しながら、Googleると評判がやけに良いことがわかる。食べログも軽くK点超えしているではないか!検索サイトの評判が良いと無条件で信じる傾向がある私は、気がついたら、引き戸に手をかけていた。

野毛探索:関西風 立ち呑み 串揚げ「北村」パリパリサクサクの串揚げ!

お店の雰囲気と何を頼んだ?

店主一人で、飲み物から揚げ物まで対応している。まさにワンオペというやつだ。煙黙々のカップルからできる限り離れたカウンター席に座る。ひとりでは緊張しやすい私が戸惑っていると「飲み物は?」とマカロニのお通しを置きながら店主。「ビールください」。

すかさず、串揚げを頼みたいが「関西風」の仕組みが分からない。

私が行ったことがある串揚げ店は、たいていおまかせコースでありとあらゆる串揚げを楽しめるシステムだ。「おまかせ!」を頼むべきか?

こっそりGoogleると、口コミを見る限り単品しか無いようだ。天井や店内を見渡しても、ところどころ串揚げのメニューらしきものが見つかるだけだ。「注文は?」いつまでも注文しない私にフォローが。「あじなすじゃがいもをお願いします」

しまった!じゃがいもはつまらないだろう。避けるべきだった。玉ねぎの方が甘くてうまいだろう。口コミでは、串カツハムの串揚げが人気があるのか。魚と野菜を頼んだ俺は素人丸出しかもしれない。

ネットでリサーチを続けていると、次々と揚がるごとに串揚げがやって来る。まずは、なすを試すが、パリッとしていてうまい。なんだ、このサクサク、しかも、中は致死量の一歩手前くらいの超熱熱。じゃがいももホクホクでうまいぞ。あじのクオリティーは何だこれは!

昔、人気天ぷら屋から暖簾分けした天ぷら屋の天ぷら職人に教えてもらったが、天ぷらとは蒸し料理だそうだ。中身は衣で包まれて高温の油で蒸される仕掛けだ。

ここの串揚げもまさに蒸し料理なのではないか!こんなにホクホクしたあじの串揚げは始めてだ。

串カツきすと再びあじを頼む。串カツは食べごたえあり、うまいが、私の好み的には、きすあじの魚系だ。もっと串揚げを食べていたいが、どうやら、この店にはシメのごはんやうどんみたいなものは無いようだ。

他のお客さんも来て、忙しそうな店主に、シメの料理を聞くのも気が引けて、お会計にした。2千円くらい。大満足。

ご飯物を食べたくて、再び「まんぼう」に再突撃を敢行する。

感想

また、来る!この串揚げはやみつきになる。

noge kushiage kitamura

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