アメリカで初めて招かれたディナーはなんとも素晴らしい中東料理だった

こんにちは!

知り合って10年以上の関係になるイスラエル系アメリカ人の同僚(ジム)から、今週末、彼の家に私をディナーに招待したいと連絡が来た。今週は、コロナのワクチン2回目の反作用も考慮して、意図的に夜の予定は入れてなかった。幸い、モデルナアームと微熱程度の症状で済み、丁度、週末の夜をどう過ごそうか考えていたところだった。二つ返事で行けるよと答えた。

アメリカ駐在中、現地の人の家に招かれるのは、英語の先生のクリスマス・パーティーくらいしか経験がない。ちょっと、どんな様子なのか想像もつかない。しばらくして、同僚の日本人からも連絡がある。急に誘いが来たんですけど、このディナー行きますか?遠いし、知らない家に行って英語で何時間も過ごすなんて疲れるから、嫌なんですけどとのこと。

やれやれと思いつつ、俺は行く。この件、先週、飲んだ席でお前が彼にしつこく頼んだ話。真面目な彼(ジム)は真に受けて招待してくれたんだよと教える。全然、記憶にないですと言いつつ、私も行きますとのこと。

ジムとは、今回の私の再アメリカ赴任の初日に会った際、いろいろ話したいと聞いていた。彼としては、私だけをディナーに招待し、じっくり語った後、別の機会に私の部下も入れて招待するのが筋と考えていたようだ。ジムから、私の部下も一緒でも良いかと確認が入り、問題ないよと答えておいたのだ。

彼の住んでいるエリアは、シリコンバレーのど真ん中のサンタクララやサンノゼのダウンタウンから、車で北上して一時間くらいの位置にある。Danville(ダンヴィル)というエリアだ。かなり高級な住宅街があるらしいと聞いている。

彼の家のご近所。日本でいうと軽井沢のような雰囲気だ。夕方と言うことと、このエリアでは、更に北のレイク・タホ(Lake Tahoe)付近の山火事の影響で、カリフォルニアの青い空が見れないそうだ。

サン・フランシスコの右側にオークランドがあり、その右側にこの街Danvilleがある。その上のWalnut Creek(ウォルナット・クリーク)は、9年前、別の年配の現地の同僚から、彼がプライベートで入会している金持ち御用達のゴルフコースに招待してもらったことがある。ちなみに我々は、はるか下方のサンノゼ/サンタクララエリアに住んでいる。

彼の家の目の前。自慢のマスタング(典型的なアメ車)があり、すぐに彼の家と分かる。自然が豊かで静かで平和そうなエリアに二階建ての一軒家だ。

裏庭にプールがあることはGoogle Mapで確認済みだったが、温水も出るジャグジー付きだ。

BBQコーナー

彼ら夫妻は高校時代からの知り合いらいしく、大学に進学すると共にアメリカに来たそうだ。奥さの手料理による完璧な(ジム曰く)中東料理が出てくる。奥さんも上場企業で働いているのに、金曜の夕方から、これだけの食事をどうやって準備したんだろう。

ホストのジムも良く働くが、この暑い中、16歳の長男坊はずっとBBQの前で肉を焼いている。牛肉や鶏肉、ハラペーニョの肉詰めとか、小さい玉ねぎとか大忙しだ。その間、一番下の妹はお母さんと一緒にせっせと料理を運んでくれる。真ん中の次男坊は試験勉強中らしく、どこかに缶詰になっているそうだ。

このオリーブも家で漬けたそうだ。

飲み物は、カラフルな缶に入ったヘイジーIPA(私の好物)を大量に揃えてくれていた。嬉しい。ビールがない時に備え、お土産でヨーロッパ産のビールを持参していた。

その後、ワインにしようとなる。キッチンのテーブルに20本くらい並んでいたのは知っている。どのようなワインが飲みたいと聞くので、まずは、重めよりは、少し軽めの赤ワインが飲みたいと難しいことを言ってみる。想像以上に難題だったらしく、しばらくして5本くらい持ってくるが、決められないらしい。

もともと、試飲するつもりでお土産に持ってきたカリフォルニアで有名な葡萄の品種ジンファンデルも入っていたので、それにした。これが飲みやすいのは知っていた。これはお土産に使える。

アラック(Arak)なるお酒を知ってるかと聞かれるが知らない。中東(このボトルはレバノン産)のジンのようなお酒らしい。今まで味わったことがないようなフレーバーだ。色は透明だが、水で割ると化学反応で白濁する。小さいグラスに用意した丸い氷を入れて飲む。なんとも言えない病みつきになる香りの良いジンだ(日本の癖のある焼酎のような感じ)。ブドウで作った酒にハーブで特徴的な味と香りをつけているそうだ。珍しい。アルコール度数は50%!

食えないものはないかと何回も聞かれるが、何でも大丈夫だと答える。とっておきだったらしく骨付きラムの肉が出てくる。これが今日いちの旨さ。厚かましく、もう一本お代わりしてしまう。

アラッカの特徴あるハーブは、オオウイキョウと言うセリ科の草らしい。地中海に分布し、大量に摂取すると中毒性があるらしい。

食後に、地域を紹介したいらしく散歩に出る。なんとこのエリアの住民専用の公園がある。公園といってもかなり広い地域だ。散歩やジョギングもできるくらい。公園を維持するために会費も払っているそうだ。月1万円!

散歩中に、残った家族はしっかりテーブルを片付け、プール側のリラックスできる椅子でデザートも出てくる。さすがにこのケーキは買い物らしい。エスプレッソが美味しい。

見事なリビングとキッチン。この家を購入後、床や壁も改装したらしい。

自慢のテラス?(日本の縁側みたい)ガラス張りで裏庭のプールや森林が見えるそうだ。

感想

とりあえず、彼とその家族の全力のおもてなしに感激してしまった。家の自慢、料理も仕事もできる奥さん自慢、飛び級をしている子供たち自慢、裏庭や家の周りの整備状況などなど、4時間くらい演説を続けるジム。

確かに、自慢したくなるような絵に描いたような成功者ファミリーとマイホームだ。世界で、もっとも景気が良くて物価も高いエリアで、夫婦揃って高給取り?で、優秀そうでよく躾られた子供たち。車もマスタングだけでなく、どでかい車に、ガラージには大型バイクもある。ダディーが一番おもちゃをたくさん持ってるねと子供に話しかけてみたが、触れてはいけない話題のようで逃げていった。

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