こんにちは!ひろさんかくです。
映画「コーヒーが冷めないうちに」を見た感想です。
素人なので専門的なことは語れないですが、映画を見るときは「何がメッセージなのか」を意識してることが多いです。
好きな映画には、タイムトラベルとか、人と人が入れ替わる系のものが多いので、「コーヒーが冷めないうちに」もタイムトラベルものと言うことで迷わず見ました。
映画「コーヒーが冷めないうちに」
喫茶店で5つのルール
1. 過去に戻って、どんな事をしても、現実は変わらない。
2. 過去に戻っても、喫茶店を出る事はできない。
3. 過去に戻れるのは、コーヒーをカップに注いでから、そのコーヒーが冷めてしまうまでの間だけ。コーヒーが冷めないうちに飲み干さなければならない。
4. 過去に戻れる席には先客がいる。席に座れるのは、その先客が席を立った時だけ。
5. 過去に戻っても、この喫茶店を訪れた事のない人には会う事ができない。
ネタバレになるので映画の中身は触れませんが、このルールで過去に戻れるのはこの喫茶店内と言うことで、喫茶店がタイムトラベルの橋渡し役であり見守る役目を果たしているようです。
映画「コーヒーが冷めないうちに」の感想/レビュー
過去に戻っても現実は変わらないけど、「過去を知ることで、本人次第で未来は変えることができるがこの映画のメッセージ」と思いました。
でも、この映画で過去に戻った人たちは、本当に過去に戻らないと、未来に向けて踏み出せなかったのか。過去に戻ると決めた時点で、これからどうすべきかは分かっていたのではないか。過去にはそれを確かめに行っただけなのではと思った。
いちおう、タイムトラベルのない世界に住んでいる私たちは、過去を振り返り反省すべきことは反省しながらも、直せない過去にこだわるより、未来に向けて勇気を持って新たな一歩を踏み出すべきと思う。
映画でタイムトラベルものを見るのは好きですが、実際に自分が過去に行くということは考えられない。後悔している「過去」ばかりなので、ひとつひとつ直したりしたら、今よりもひどい「現在」になっているかもしれない(この映画では過去は直せないですが)。
なので、今、タイムトラベルと月旅行から無料でひとつ選べるとしたら、月旅行なのかもしれない。ジェットコースターすら乗れないので、ロケットなんてとても怖いから無理だけど。
脱線しました。この映画の宣伝では4回泣けると言うことでハンカチを握りしめてましたが、無感動な方なので、泣けたのは薬師丸ひろ子さんと松重豊さんの過去での会話の場面のみでした。
泣けると宣伝しておいて、まったく泣けない映画も時々あるので、一度でも泣けて良かった。それにしても、泣けると聞いていたのに泣けないと損した気分になるのはナゼでしょうね。
印象的だった役者は波留さんでした。気が強くてプライドが高く自分をあまり客観視できてないような役柄で、映画を見る前は好きだったけど、正直、見た後は、波留って実際、こんな面倒くさい感じなのかなと見方が変わってしまった。普通に演技が良かっただけだよね?
ストーリーに興味があるので、今度は小説の方も読んでみようと思います。
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