長瀬の映画「空飛ぶタイヤ」

こんにちは!

長瀬智也主演のドラマ「俺の家の話」が面白かった。堺雅人主演でお馴染みの人気ドラマ「半沢直樹」の原作者である池井戸潤氏が力を入れて書いた経済小説が原作。」面白いに決まっているだろうと思い、映画「空飛ぶタイヤ」を見てみる。

居眠りしながらだが、2回見た。見たのは一週間近く前、どういう訳かブログに書けない。期待と違っていたりすると、時々、ブログに書けなくなる。

そもそも「空飛ぶタイヤ」は「半沢直樹」のような勧善懲悪風の痛快な物語ではない。実際に起こった自動車メーカーによるリコール隠しや、その関係で交通事故で死傷者を出した悲しい話だ。どんなに主人公が活躍しても、最後に悪いやつを懲らしめたぞーみたいな晴れやかなストーリーにはなりにくいのかもしれない。

長瀬の映画「空飛ぶタイヤ」

概要

2006年に発行された池井戸潤の原作小説「空飛ぶタイヤ」は、当時、事件となっていた大手自動車メーカーによるリコール隠しがテーマ。

映画の前に2009年にWOWWOWでドラマ化。主人公は仲村トオル。60分×5回。

その後、2018年、豪華キャストで映画化。キャストには、主演の長瀬智也、ディーン・フジオカ、高橋一生、深田恭子、寺脇康文、小池栄子、阿部顕嵐、ムロツヨシ、などなど。

あらすじ(ややネタバレ)

自動車の欠陥によりタイヤが外れ、空を飛び、歩行者の命を奪う。中小企業である運送会社にとっては経営危機とも言える事故となる。警察からの執拗な調査。銀行による借入金の引き上げ。事故原因を調査すべく自動車メーカーに掛け合うが相手にしてもらえない。遺族からも訴訟を受ける。次々と注文も失い、窮地に陥る運送会社。

どんなに経営が厳しくても巡業員の雇用を守る方針である運送会社の社長。一人、事故原因の調査を続ける。自動車メーカーの窓口も当初は非協力的だったが、社内の不穏な動きを知る。この事件を調査していた新聞記者から類似の事故リストを入手した運送会社社長は、徐々に核心に迫っていく。

感想

長瀬のユーモアあふれる演技を期待したが、この映画ではずっと深刻、シリアスな演技しかない。半沢直樹のような長台詞や土下座みたいな芝居がかった演出もない。

企業の論理や、大きな組織で自由に動けない社員、それでも正義を貫こうとする社員などのジレンマを見ていて苦しくなる。運送会社の社長としては自社の潔白を証明することが最優先。たとえ、誰が悪い、何が悪いと原因が分かっても、失われた命は戻ってこない。心からのハッピーエンドにはならない映画だ。

実際、今でも、企業の不正はなくなるどころか増えているかもしれない。この映画を見ていて、被害者を出すような不正をした企業に対する、正しい罰則(一発、レッドカードみたいな)を検討すべきではないかと、映画の感想とは関係ない方向に考えてしてしまった。

大企業にレッドカードを与えると従業員だけでなく家族や、取引先含めた広範囲での影響が出るのも事実。それでも、真に悪質な時に課せられるペナルティは、もっと強化されても良いのかもしれない。

 

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