こんにちは!ひろさんかくです。
先日、クリストファー・ノーラン監督・脚本の2006年の難解な映画「プレステージ」が面白くて2回も見た。
とても面白かったのと、珍しく難しい映画でも楽しめたので、うっかり調子に乗って同じ監督・脚本の2000年のもっと難解な映画「メメント」を見てしまった。
後悔はしてないが、2回も繰り返し見たのに、この映画はなんなんだ!状態。他の人のレビューを見ると、しっかり理解している人も多いし、何回も見て完全理解したとブログをアップしている人もいる。自身の理解力や集中力不足に、呆れ、がっかりしている。
ここは映画のレビューや感想は困難なので、思ったことだけをお伝えしたい。
これはどうなんだろう「メメント」と言う複雑な映画
概要・あらすじ
この映画はネタバレというか、事前予習が必要な映画のようなので、ざっくりあらすじを書く。
怪我により10分しか記憶が持たない主人公レナード。彼の奥さんを殺した男に復讐する物語として映画が進む。記憶に障害があると言う前提のため、捜査活動をしていることだけでも奇跡だが、その奇跡の過程を、映画では、結末から巻き戻しでカラーで伝える。
その中で、彼の回想シーンでは、白黒で普通に時系列のように伝えるが、時々、挿入されるのでこんがらがりがちになる。この回想も事実かどうか分からない。
記憶障害を補うためインスタントカメラやメモ、タトゥーを屈指するが、その記載内容を決めるのは本人。本人は、記憶はいい加減、記録こそ事実と力説するが、その記録する過程で、本人の意志や思い込みやおそらく誤解も入る。記憶障害により、後々、それが確かかどうか検証のしようがない。
ストーリーは、とにかく、そのような大変な男の奮闘を描いているようである。彼が信じていることが真実なのかどうかは分からない。何が事実かは謎のような感じで終わる。
少なくとも、彼は正気ではないように見える。
感想
映画の感想は書けそうにないので、彼のような記憶障害になったらどうしよう?と言うことだけを書きたい。
障害として、最も避けたい症状はなんだろう?
- 失明
一年前にモノがダブって見える複視症状に苦しんだ。これが一生続いたらと絶望な気分になった。実際に続いていたら、どうしたのだろうか?日常生活は、かろうじて出来たが、普通の仕事は困難だった。それでも、きっと、何らかの生きる術や目標を見つけたかもしれない。
- 歩行障害
同じく、一年前に同じ病気でこの症状が出た。一生、歩けなかったらどうしたのだろうか?受け入れがたいが、あっさり、杖を使う生活を受け入れただろう。
- 記憶障害
レナードのような10分しか記憶が持たないケースはどうか?たぶん、自殺すると思う。問題は10分。自殺の準備中に10分経過し、俺は一体何をやってるとなり、死ねないかもしれない。それなら、前向きに生きられるか?前向きに生きようと思っても、記憶が持つのは10分。
そもそも、日常生活は可能なのか?電車に乗ってる間に、どこに行くつもりだったのか忘れる。食事の準備中にも、何を作っているか忘れる。病院のお世話になるしかないような気がする。
失明や歩行障害より、レナードのような記憶障害の方がはるかにつらいと思う。もしくはつらいとは思わないのか?痴呆症のように。分からない。今は考えたくない。
やはり、レナードが復讐のため野放しになっていることは、危険極まりないような気がする。
今後の予定
- 頭の怪我には注意して生きる!
- 痴呆にならない様に、脳トレをやる!かも
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