外来語?「マウントを取る」って何だ?!

(読むのに2分も掛からない)

こんにちは!

いつからなんだろう?「マウントを取る」と言う表現を聞くようになったのは?正直、今だに、この表現の正確な使い方も意味も分からない。ただ、確実に言えることは、この表現を聞くと不愉快な気分になることだ。

魚のブラックバスとか外来種のように、聞いた瞬間に嫌悪感しか湧かない。この表現を無闇に使ってはいけないと無意識下で、どこかからか、司令が出ているような感覚がある。

日本語に同義の単語がないため、いつの間にか日本語化したのか?

例えば、イヌイット語の「IKTSUARPOK」のように、この言葉に相当する日本語の単語はない。意味は「誰か来ているのではないかと期待して、何度も何度も外に出て見ること」だそうだ。

『翻訳できない世界のことば』エラ・フランシス・サンダースの絵本には、このような世界中の一言で翻訳できない素敵な言葉とイラストが集まっている。東京ミッドタウンで開催中の「トランスレーションズ展」にて、現在、イラストを展示中。

エラの絵本で使われるような素敵な言葉ではないが、日本語には「マウント」に代わる表現は無いのかもしれない。念の為、ネットで意味を検索してみる。

  • 広辞苑

マウンティング【mounting】 哺乳類の雄が雌の尻に馬乗りになり交尾の姿勢をとる行動。ニホンザルでは社会的順位を確認するために上位のものが下位のものに対しても行う

  • 三省堂現代新国語辞典

[三]〈名・自動サ変〉[[一]③から、俗に]人を屈服させること。人に対して、自分のほうが知識や格が上だという言動をとること。マウンティング。

ニホンザルとか哺乳類がする行動が語源なのか。ネットには、この表現の意味だけでなく、マウンティングのようなことをする性格の特徴など大量の情報がある。

要約すると「自分が優れていることを相手に認めさせるため、自慢したり、相手よりも上のポジションを取り、自分が優れていることを認めさせ、優位に立とうとする」ことのようだ。

結局は、ニホンザルが馬乗りになることと変わらないようだ。馬乗りではなく猿乗りだろうという揚げ足取りは置いておいて。

人間も哺乳類だから、このような習性が本来備わっているのかもしれない。一方で、知的レベルの高い人間がニホンザルと同じような行動を、恥ずかしげもなく取るのかと言うことだ。

やはり「マウントを取る」ような行動はしないし、するつもりはない。会話で「マウントを取る」という表現も使いたくない。

なぜなら、威圧的な態度で「マウントを取った」などと自慢話をする人が増えている印象があるからだ。言葉の流布ともに、そのような行為そのものまで市民権を得てしまいそうで恐ろしい。

「マウント」みたいな卑しい言葉は日本語にはいらないと思う。できれば、外来語駆除のゴーストバスターズみたいなパトロール隊に、1日も早く駆逐してもらいたいと切に思う。

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