こんにちは!ひろさんかくです。
映画「マッドマックス」と言うと、オーストラリア映画で、メル・ギブソンの出世作。見ているだけでも喉が乾いてくるような砂漠地帯を、延々と暴走族みたいに車やバイクが戦いながら走るバイオレンス・アクション映画と言うイメージがある。
映画そのものにあまりメッセージ性はなく、ただ、ひたすら激しく走り、戦う。たしか、登場人物がユニークで、ヘビメタの格好をしていたり、ブーメランであえなくやられたり、すげえなこの迫力!と子供ながら、あっさり子供騙しにやられた記憶がある。
記憶を頼りに語っているだけだが、帰りの飛行機で、到着まで2時間半、見たい映画が見つからない。冊子の後ろの方に「マッドマックス」とある。2015年製作。アカデミー賞を取っているそうだ。あのマッドマックスのリメイク?続編?とりあえず、頭を使わず、映画を楽しみたいと言う時にはうってつけかもしれないななどと、非常に失礼な判断基準で見ることにした。
「マッドマックス 怒りのデス・ロード」いかにもマッドマックスらしい日本語タイトル!
「マッドマックス 怒りのデスロード(Mad Max: Fury Road)」
あらすじ
近未来の退廃した世の中、激しい戦争で、人類は進化するのではなく、原始時代のように退化した雰囲気。何より、水とガソリンの確保が重要。一帯を支配する部族から逃げ出す一台のトラック。追いかける支配者とその手下達。
逃げ出す集団を指揮するのは女性(シャーリーズ・セロン演じるヒュリオサ大隊長)。一緒に逃げているのは支配者の所有物のような扱いの若い女性達。たまたま、捕らえられていたアウトロー(トム・ハーディー演じる主役のマックス)が、手下達の輸血袋としてその捕物劇に巻き込まれる。
捕物劇には、周辺の部族も加わり、大捕物劇と化すが、マックスとヒュリオサの協力で逃げ切る。目指すはヒュリオサの故郷の楽園。実際にたどり着くが、ここも汚染されていた。故郷を守る女性の長老達と一緒に、逃げてきた部族のエリアに戻り、支配者を倒し、乗っ取ることにする。
感想
予想通り、ずっと逃走と争いが続くだけなので、あまり頭を使う必要はなかった。もしかすると、音声なしで映像だけでも筋書きが分かるかもしれない。たまにはこう言う映画も良いと思う。
それにしても、シャーリーズ・セロンと言う女優さんは、女優として何を目指しているのだろう。アクション派?演技派?その見た目から、お飾りのような綺麗な女優さんと言う役柄もできるのに、あまり、そう言う役柄は演じてないように感じる。
南アフリカ出身、英語はテレビを見て学んだという。有名モデルで、殺人犯役の「モンスター」でアカデミー賞。その役によって、太ったり、痩せたり、眉毛を抜いたり。この「マッドマックス」では坊主刈り。正直、映画を見終わるまでシャーリーズ・セロンと気がつかなかった。何でもやりこなすと言うのが、プロの役者と言うことなのかもしれない。
今後の予定
久しぶりに初代「マッドマックス」見てみるか。ほぼ、同時期に「ブレードランナー」が製作されている。ブレードランナーの今でも通じるような近未来の世界観に対し、マッドマックスの世界観は、どうしても、漫画や劇画の世界のようで現実感が乏しい気がする。実際に、この後、訪れる世界は、どちらに近いのだろう。
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