「自分を客観視する」ことは誰にでも出来ることではない

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こんにちは!

「自分を客観視できない」とは?!今日はそんな真面目な話だ。

どんなに指導されても仕事ができなかったり、失敗しても反省もせず、人のせいにする。周りとも仲良く働けない。そんな人を時々、職場で見かける。結果、組織の雰囲気を悪くしたり、チームワークも悪化、更には、組織としてのパフォーマンスやアウトプットにも悪影響する。

そうなって来ると私の出番となり、職場のラスボス降臨的に面談をする。仕事や人間関係がうまく行っていない理由を聞く。本人から出てくるのは、チームメートや環境(通勤、家庭環境とか)の「せい」ばかり。ひどい時は、上司の指導が悪いからと怒り出す。

自身の反省は、ほとんど出てこないので「もう少し、自分を客観視して、直すべきところとか見つけられないかな?」「チームにおける、あなたの今の状況を、上空から俯瞰するように、客観的に見ると良いよ」なんて問いかける。

「自分を客観視」すると言う行為どころか、言葉の意味も分からないような表情を見せる。

このような面談をしたスタッフは、ひとりやふたりではない。皆、似たような受け答えだ。もしかすると、今や、日本語として「客観視」は死語なのかと思うくらいに伝わらない。自分が現代用語を知らない化石のような生き物かもしれないと最近、モヤモヤしていた。

たまたま、ネットで見つけたのが、以下の記事。気持ちが良いくらい腹落ちする解説になっている。今日はモヤモヤも消えて、よく眠れそうだ。

茂木健一郎『脳リミットのはずし方』(河出書房新社)より、抜粋を引用

自分自身を客観視する能力のことを「メタ認知」といいます。自分の現状をあたかも外から見ているかのように客観的に観察する能力ということです。

自分の限界を超えて大きなことを成し遂げられる人は、ほぼ例外なくメタ認知能力が高く、感情に振り回されずに現実の自分と理想の自分のギャップを冷静に把握し、自分の欠点や課題を見いだすことができる人なのです。

メタ認知能力が高い人には、以下のような3つの特徴が挙げられます。

(1)客観的な視点で自分に可能かどうかを判断できる
(2)自分に足りない能力を見極められる
(3)自分の失敗を肯定でき、反省と改善を実践できる

一方で、メタ認知能力が低い人の特徴として挙げられるのは、「自分の能力を冷静に把握できない」ということになります。言いかえれば、自分の意見や考えていることは常に正しく、自分には間違いはないと疑わない、自己中心的な考え方の持ち主です。

自分の能力をついつい過大評価してしまう場合や、それを裏付ける確固たる根拠に乏しい場合もこれに該当します。自分の能力に対する認識と現実にずれが生じているときでも、自分を客観視できないので、たとえ何かにチャレンジして失敗しても、そこから成功するための軌道修正がうまくいきません

太字は私がハイライト。

私は、偉そうに、自分を客観視しろと部下に言いながら、茂木氏が言っている「自分の限界を超えて大きなことを成し遂げられる人」ではない。それは間違いない。

ただ、3つの特徴のうちのひとつ「反省と改善を実践」。この部分だけは、これでもかと言うくらい確実にやっている。

職場で、他の同僚達に「普通、イベントが終われば、必ず、振り返りするよね。どんなに成功しても、反省や課題を見つけ、次の改善に繋げるのは当たり前だろう」「自分を客観視しないと言うことは反省もしない、客観視出来るか、出来ないかでは、社会人としての成長にも大きな差が出るだろう」と熱く語った時、ドン引きされた。

少し、私はやりすぎなのかも知れない。

今の疑問は「メタ認知能力が低い人」=「自分を客観視出来ない人」は、自分を客観視できるようになるのか?

そう言う仕事人間の私も、プライベートのあることになると、自分の姿をあえて見なくなり、甘やかす。もしかすると、二重人格なのかも知れない。

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