「なぜ優れたリーダーの下では安心を感じられるのかby サイモン・シネック

(1分半で読める。動画は11分)

こんにちは!

絶好調だよ、サイモン!今日も研修で彼の別のTed Talksを視聴。洗脳が止まらない。

このプレゼンは、昨日のよりも、圧倒的に、心に響く内容だ。会社でHCと言えば、Head Coutnt=頭数。つまり、従業員数だ。今日は、HCをHeart Count、心の数と呼ぶ話だ。

“Leaders eat last” by Simon Sinek

以下、彼のプレゼンからの要約の抜粋

アフガンの米軍軍曹は、襲撃中に、壊滅的になった部隊で、怪我をした部下を助け続ける。軍隊では、他人を救うために、自分の命を犠牲にすることを厭わない人が評価される。

ビジネスの世界では、平気で他人を犠牲にする人でも、ボーナスをもらえる。真逆だ。

どうして?と軍曹に聞く「他の人も自分と同じことをするはず」

これは、組織の中に、信頼と協力関係があってからこそ成り立つ。

リーダーが、自身を犠牲にしてでも、組織の人々の安全と生活を優先すると、メンバーは安心し、信頼と協力関係が生まれ、その組織は素晴らしい成果を出す。

優れたリーダーは、家族や子供に接するのと同じように従業員に接する。きちんと、部下にチャンスと教育と与える。必要なら罰も与え、自尊心を育み、失敗してもよいから挑戦する機会を与える。

誰も、家族の生活が苦しい時に子供をクビにしたりはしない。米国で終身雇用を採用した会社もある。

ある会社は不況時に、利益が急減、雇用の維持が出来なくなる。レイオフ(リストラ)を検討した。でも、しなかった。HCは頭数ではなく、心の数だから!

誰もクビにせず、全員で4週間の無給の休暇をそれぞれ取ることにした。組織への安心感で、信頼と協力が生まれる。言われなくても、従業員同士、休む期間をお互いに調整し合い始めた。

部下が守られ、安心できるよう、部下のためを考え、自ら犠牲になる。そんな選択ができる人間こそリーダー。この選択で人々が自然と皆のために犠牲になる。その組織は優れた結果を生み出す。

HCを、Heart Countと聞いてハッとした。なぜなら、コロナ禍もあり、私が担当している外国の会社では数百人ものリストラをした。業績の改善に向けて、対策を実施しましたと本社に報告する時に、その人達全員に心があることを忘れてはいけない。

サイモンが言うような自己犠牲の精神で、ビジネスの世界で、何もかも通用するかは分からない。

それでも、私自身、自分の組織を家族と思ったことがあるか?仕事ができない部下を、欧米流に会社から追いやって、鼻高々になっていなかったか?そこには、必ず、心もひとつリムーブされていことを忘れてはならない。と言う話だ。

眠れなくなりそうなので、缶ビール500mlを飲んで忘れよう。

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