デイトレーダーでセミリタイヤ?『株の鬼100則』 by 石井勝利

こんにちは!

先日、日経新聞で、30代後半でセミリタイヤし、デイトレーダーとして生活している人の記事を見た。今後の会社員生活に、もやもやしていたタイミングだったので、すごく感銘を受けた。

感激し過ぎて、ブログ記事にしたくらいだ。何に感銘を受けたかと言うと、会社に縛られない生活(セミリタイヤ)の方だ。そのための手段としてのデイトレーダーにはそれほど興味はない。

ギャンブル、ブロガー、ユーチューバー、仮想通貨、株取引などを、メインの収入源として生活できるとは思っていない。自分には稼げるようなセンスがない。どんなにスキルや知識を身に着けても、こればっかりはセンスが重要な世界と思っている。

セミリタイヤして、家に閉じこもることも避けたい。やるなら、リアルにモノや人と関わる世界の方が良い。今の会社も、メーカーとして、モノを作って売るところが選んだ理由だ。

一方、セミリタイヤ向けではないが「株取引」だけは、その仕組みなどを理解するためにも始めたいと、数年前から思っている。

4年前、某国立大学院のビジネススクールで、複数のアナリストにお会いした。担当する業界や会社について、その会社で働いている人より詳しいくらい調べ上げ「骨太リポート」を発行する。そのレポートで、株価を予測したり、投資に関する助言をする。

何となく、新聞記者やライターの仕事にも通じるところがある印象を受けた。モノを売る会社でなければ、株を売る会社でも良かったかもしれないと今さらながら思った(学生時代、証券会社の激務を嫌悪し一社も受けなかった)。

デイトレーダーでセミリタイヤ?『株の鬼100則』 by 石井勝利

  1. 新時代の相場の動き十五則
  2. 市場を動かす材料十五則
  3. 売買タイミングの鬼九則
  4. テクニカルの鬼十五則
  5. 数字の鬼九則
  6. 銘柄選択の鬼九則
  7. 投資選択の鬼十四則
  8. 地政学リスクの鬼八則
  9. 株で負ける鬼九則

感想

株式投資のベテランによる、初心者向けに、株式市場の実態、現状が良く分かる本。2時間くらいで読める。

なぜ株式投資?

実際、私自身も企業の財務担当で、事業会社の目線で、株式の世界の様子や雰囲気がほんの少しだけ分かってきた。とても、デイトレーダーになれるほどではない。

情報を持っている人達には勝てない。市場での株価はかなり操作されている。資金力のある機関投資家も個人投資家のライバルになる。AIなど人間の頭脳以外とも戦わないといけない。インサイダー取引のような汚いことには手を染めたくない。

それでも、株式に投資することで、日々、米国市場の動向をチェックしたり、中国市場、ヨーロッパ、もちろん、日本の株式市場も意識する必要になる。さらには、為替、金利、金融政策、政治、紛争、コンフリクトなどなど、常に敏感にしていないと大変なことになる。

仕事的に、株式投資などしなくても、これらの情報は意識してないといけない。ただ、お金にうるさいので、株式投資すれば、より真剣に見るようになって、一石二鳥と思っている。

まずは、投資に回しても良い資金の半分くらいから小さく始めてみよう。

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