ジョニ・デプの「ザ・プロフェッサー」はよい

the professor

こんにちは!ひろさんかくです。

3週間前、アメリカ出張時のフライトで、見たい映画が見当たらず、病気で死ぬ系の映画はふだん見ないが、好きなジョニー・デップであり、さわりだけでも見て、暗そうなら止めようと思い見てみた。

結果、時間切れで2/3しか見れなかったが、とてもよさげな映画と言うことが分かり、思わずブログまで書いてしまった。結末がどうなるか知りたいとずっと気になっていたが、また、同じ便でアメリカに出張することになり、さっそく、後半の1/3を見た。前半の少しコミカルな雰囲気は失わずに、主人公の人生への後悔と学生に対する生きることへのアドバイスなど真面目な部分もあり、とても感銘を受けた。帰りのフライトで、もう一度、最初から見直すことにした。やはり良い映画だ。その名もジョニー・デップ主演の「ザ・プロフェッサー(The Professor)」副題はRichard says Goodbye。

ジョニ・デプの「ザ・プロフェッサー」は良い映画

後半部分のあらすじ

徐々に具合が悪くなりつつあるリチャード(ジョニー・デップ)は、校長から、学内での不適切な行動について呼び出しを受ける。逆に、校長とリチャードの妻との不倫や、妻製作のオブジェを経営難の学校(校長)が購入したことをネタにゆすり、認可が遅れていた長期休職の許可を得る。

その後、最後のクラスでの学生達への真剣なアドバイス、校長主催のディナーでのスピーチ、妻との別れ、娘との別れを得て、最後のアテのないたびに出る。

二回目を見た気づき

  • 物語の舞台はNew Englandと聞いて調べてみると、米国北東部の6州(メイン州、ニューハンプシャー州、バーモント州、マサチューセッツ州、ロードアイランド州、コネチカット州)のことだそうだ。中心都市はボストン。ボストンしか訪れたことがないけれど。
  • 「I have something to say」映画は章立て形式になっているが、一章のタイトルがこれ。本当は不治の病の診断を受けたあと、家族に言うつもりだった。先に、娘からレズビアンであること、妻からは不倫していることを告白され、言う気力なのか、言う機会を失ってしまう
  • Peterと言うBest Friend。最後の同僚へのお別れのスピーチでは「True Friend」と呼んでいた。親友よりも重い。こんな友人を持てたRichardは幸せだと思う
  • 具合が悪くなり、家族も少しずつ気づいているようだ。最後の同僚とのお別れスピーチで、同席していた妻に病気のことを告げる。その前から気づいていたのかもしれない。妻も娘も

Profound words

最後のクラスで、何かprofound wordsを聞きたいのだろうと言って、Richardが学生に向かって、意味のある人生をいかに過ごすべきか問うシーンが、この映画の名シーンのひとつ。今まで、酒浸りだったり、クラス中にマリワナをやったりハチャメチャだったのが、ピリッと締まるセリフに、みんな聞き入ってしまう。

英語のscriptを手に入れたいが、字幕をメモった限り、以下のようなセリフ

「世界は、君たちのような賢い者を求めている。しっかり、その責任を受け止めて生きろ。簡単じゃないぞ。しっかり稼いで、社会に還元しろ。大変だけど、自分で何とかしろ。強くあれ。決して、平凡な人生を生きるな。他の98パーセントの平凡な奴らのようになるな。そのためには、自分に正直に生きろ。あなた達は賢いのだから、才能を無駄にするな。人生は一度きりだ。一瞬も見逃すな。チャンスを掴んで自分のものにしろ。すべての瞬間を楽しめ。人生を享受しろ。人生というものをしっかり味わって生きろ。人生はかくも美しいのだ」

死期が近づいたからこそ言える言葉であり「自分に正直に、しっかり生きろ、人生を楽しめ」のようなメッセージと思う

I still have something to say

嫌いな、かつ、妻の不倫相手でもある校長主催のディナーで、突如、お別れのスピーチをゲリラ的に敢行。誰も彼が病気と知らない。

「人生を振り返っってみて。今まで、命に感謝してこなかった。十分、人生を享受してこなかった。後悔ばかりだ。我々は、経験豊かな人生を送ることを求められている。通常は、皆、その義務に背を向けている。死を目前にして分かった。人生のその瞬間瞬間に感謝すべきだ」みたいなスピーチ。このスピーチでは、嫌いな校長への復讐も、ある秘密を明かすことで実現している。

感想

90分と言う短さ。冒頭に末期がんの告知。その後の展開は暗くなるだろうと予測するが、思いのほか、コミカルに進む物語に、暗い気分にはならず、むしろ、人生にどう立ち向かうべきか考えさせられる映画。

死ぬまでは自由に、正直に生きると決める。ハチャメチャなクラスで最後の教え子達に英文学の教授として最高のクラスを提供する。もう、心が通っていないようだったが、最後は心から感謝し妻に別れを告げる。父として娘の最大の理解者であり、娘との別れが一番つらそうだった。うろたえるばかりだった友人への感謝のシーン。それぞれの別れのシーンが心を打つ。

そして、しっかり準備して、最後の旅に向かう。車でT字路の岐路に止まる最後のシーンこそ、決められたレールの上を走るのではなく、学生に伝えたように「平凡に生きるな」をまさに地で行くように見えた。

今後の予定

映画のScriptを読んでみたいが、ネットではなさそうだ。

the professor

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