(読むのに2分も掛からない)
こんにちは!
仕事でもプライベートでもキャバクラには行かない(滅多に)。好きではない。なのに、もう一度、行ってみたい店がある。記憶が正しければ、15年くらい前に営業さんに2回くらい連れて行ってもらった銀座のお店だ。最近、無性に行ってみたい。
そのお店がユニークだったのは、店員が外国人の女性だったこと。ママはアメリカの黒人女性。
当時(今も)、連れて行かれても手持ち無沙汰になることが多く、この手のお店は苦手だった。上司や同僚とお店のスタッフとの取り止めもない話や、見込みのない口説き話に付き合うのが苦手だった。
ところが、このお店だけは別格だった。歳と共に、記憶力が低下しているのに、なぜ、こんなに当時の会話を鮮明に覚えているのか不思議だ。こんなやりとりがあった。
Mはママ、ひは私
- M:仕事は何やってるの?
- ひ:財務・経理
- M:まじ、すごい!
- ひ:毎日、数字と睨めっこだよ
- M :格好いい!
- ひ:電卓、見ないで叩けるよ!
- M:嘘でしょ!そんなことができる人間なんて聞いたことがない!
- ひ:右手でも左手でも叩ける!
- M:オーマイガー!ありえない!
- ひ:両手でブラインドタッチもできるんだよ!
- M:あなたは天才以外の何者ではない!
- ひ:聞いて驚くな、両方とも計算結果は一緒なんだ(当たり前だ)。
- M:こんな素晴らしい人、今まで、私の人生で会ったことがない!
なんてことはない話だが、こんなつまらないない話に、全力でポジティブなリアクションをしてもらえる。なんだか、自分が特別に素晴らしい人間かと錯覚すらし始めてしまった。
営業さんに聞いたところ、ここにお客さんを連れてくると商談の成功率が非常に高いそうだ。
最近、なんだか、無条件に人に誉めてもらいたいような欲求があるのかもしれない。このお店にひたすら再訪したい(もちろん、コロナの状況では、当面、夢見るだけだが)。店の名前も場所も覚えていない。
話は大きく変わる。
体験シェアサービスのTABICA(たびか)で、「オンライン何でも語れる会」のホストをしている。おもに、Zoomによるオンラインの1対1で、基本はホストの私が何でも聞くと言うスタイルだ。
とても、テレビタレントみたいなリアクションもできなければ、面白いギャグで笑いを取れるわけでもない。特に、初対面の時は、お互いの性格を何も知らない中、1時間でそれなりに打ち解けて、ゲストさんが満足頂けるように気持ち良く話して頂いて、帰ってもらう必要がある。
幸い、これまで、比較的、好意的なフィードバックを頂けている。すごく、もしかすると、冒頭の黒人ママのような過剰とも言えるリアクションを取り入れることで、ゲストさんが、より気分良くなって頂けるかもしれないと、今日、この記事を書きながら思い始めた。
コメントを残す