こんにちは!ひろさんかくです。
海外出張中の機内で、見たい映画が4本しかないことは、事前の調査で分かっていた。今年は映画100本見ることにしているから、往復20時間も拘束される機内では、飲み放題のお酒を飲んで泥酔したり、居眠りしたりするより、映画を一本でも多く見て過ごしたい。
時差ボケ対策としても、羽田空港とサンフランシスコ間のJAL便は、途中で仮眠する程度が、着陸後の夜、しっかり寝るためにも良い感じなのだ。あくまでも私の場合は。
なので、Netflix(ネットフリックス)から、旧作の「クレイマー・クレイマー(Kramer vs. Kramer)」「ファミリーマン 天使の予感(The Family Man)」「ターミナル(The Terminal)」と、新作の「(亡くした体)I Lost My Body」をダウンロードした。
アメリカ人映画評論家による2019年トップ10で、1人の評論家の10位に入って
いる。プラス、上映時間が81分と短いと言うことで、フランスのアニメである「亡くした体(I Lost My Body)」を見ることにした。
「亡くした体(I lost my body)」

概要
以下、映画サイトより。
2019年・第72回カンヌ国際映画祭批評家週間でグランプリを受賞。世界最大のアニメ映画祭第43回アヌシー国際アニメーション映画祭にて、最高賞のクリスタル賞と観客賞をダブル受賞。フランス製長編アニメーション。
「アメリ」の脚本家としても知られるギョーム・ローランの小説「Happy Hand」原作。
Netflixで2019年11月29日から配信。日本では配信に先立つ11月22日から一部劇場にて公開。
あらすじ
あらすじを書く前に、この映画、音声はフランス語、字幕が英語でダウンロードしていた。英語の勉強と思い見続けるが、実力不足で、いまいち理解できてないかもしれない。
以下、あらすじ。
遺体安置所のような部屋から、逃げ出す左手。
ピザの配達で働く精彩ない青年。仕事でミスも多く叱られてばかり。
音楽家の母と優しい父に愛されて育てられた少年時代。宇宙飛行士と音楽家になることが夢だった。交通事故で両親を失うまでは。
ピザの配達を失敗した家の女性とドアフォン越しで会話し憧れる。勤務先の図書館から彼女を尾行し、彼女の親戚の大工のおじいさんの家に住み込みで働くことにする。
ストーカーのようなことをした青年にシックを受ける女性。飲んで荒れる青年。翌日、大工の職場で、事故で左手を切り落としてしまう。
鳩やネズミやアリなどに絡まれながら、旅を続ける左手。やっと、持ち主のところにたどり着くが、もう、どうにもならない。
孤独、左手もなくし、自暴自棄になる青年。青年の行方が気になる女性。青年は、どうなった?!
感想
アニメが独特。日本の最近のアニメのような繊細さと言うよりは、目つきやため息など、表情に特徴がある。
正直、不幸な事故は可哀想だけど、この鈍臭い感じの青年には、もうひとつ感情移入できない。
青年がほのかに心を寄せる女性も年齢不詳で、感情がなく不気味。
青年も感情がない。旅をする手も感情がない。もちろん。
この映画で伝えたかったことはなんだろう?大工仕事をする時は、気を付けよう!と言うことだけではないと思う。

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