こんにちは!
『50歳を超えても脳が若返る生き方』加藤俊徳著を切り売りで紹介していく、第二弾です。いよいよ、脳の健康マニアである著者の新境地とも言える世界となる。どうぞお楽しみに!
ちなみに第一弾はこちらから。
『50歳を超えても脳が若返る生き方』加藤俊徳著で脳が大刺激!その2
第二章 8つの「脳番地」の研究
脳番地は著者が名付けた、記憶や知覚などの各機能が脳内に位置する場所のことらしい。
主な脳番地は以下の通り:①思考系、②伝達系、③運動系、④感情系、⑤理解系、⑥聴覚系、⑦視覚形、⑧記憶系など
仕事などで頻繁に使う脳番地は発達しており、使わない部分は衰える。8つの脳番地を満遍なく刺激すべき
若さを保つには③運動系と④感情系に近い位置にある感覚系(痛などみ)を刺激
ここから、段々と著者の脳の健康マニアの世界になる。
8つの脳番地の鍛え方
- ①思考系:1つの食材で三つのメニューを考える
- ②伝達系:相手と目を合わせて微笑む(人付き合いが苦手な場合)
- ③運動系:両手、利き手以外も使って家事
- ④感情系:感謝したい人の名前3人あげる
- ⑤理解系:長く着た服を捨てる(捨てる捨てないを判断)
- ⑥聴覚系:家族等の足音に耳を澄ませる
- ⑦視覚形:一時間早く家を出る(別の景色が見える)
- ⑧記憶系:一日5分、思い出の物を眺める
聴覚系を鍛える:聴く力が弱いと切れやすい。特に男性は聴覚系が衰えやすい。女性は聴覚から入った情報の記憶力高い傾向(褒めるとより良い人間関係?)
視覚系を鍛える:朝日や夕日を眺める。体内時計も調整される
記憶系を鍛える:古いアルバムを見る。自分の人生を振り返る→記憶系が刺激
脳の成長:デスクワーク、座学優先、現場には行かないというタイプは、視覚系が弱い。現場を重視することで、視覚系を成長させられる。空気が読めないなどのタイプも視覚系が未熟
伝達系も鍛えられる:歯科医から執筆や公演の仕事へ転職した人。プレゼントなど伝達系が弱かったが訓練で改善、脳の伝達系も成長
脳が老化する8つの生活習慣
- ①イライラすることが多い
- ②一方的に怒ることが多い
- ③よく人の悪口を言う
- ④自己否定しがち
- ⑤「いまどきの若い子は」と若モノを突き放している
- ⑥家と会社の往復するだけの毎日を過ごしている
- ⑦妻や夫の言いなりになっている
- ⑧昨日の食事の内容を忘れがち
特に「感情的になる」「物事をネガティブに捉える」「自分とは違う価値観を受け入れない」「自分で考える機会を持たない」という人の脳は老化しやすい。
そうならないための3つの手段とは!?
- ①怒らない日を設けて必ず実行する
- ②喜怒哀楽:さまざまな表情を作る練習をする
- ③若い世代の話をじっくり聞く(関心を持つ、貪欲に)
キレる老人のメカニズム:歳をとると好奇心の欠如などで、使わない脳番地が増え、脳の機能が衰える。理解力が低下し、感情もイライラしやすくなる
脳を元気にするには?:「欲求」を持つことが重要。「未来にも希望を持つ」ことも大切 → 8つの脳番地をバランス良く刺激
感想
いよいよ、脳健康マニアの真骨頂とも言える、さまざまな脳を刺激するアドバイスがあふれてきた。
昔ながらのサラリーマンが一番危険だと思う。特に猛烈な仕事人間。下手に出世して、会社にいる間はチヤホヤ。毎日、刺激やプレッシャーのある毎日。それが、定年で、突如、遮断される。切れる老人まっしぐらだろう。
怒らない。喜怒哀楽(ニコニコがベスト)。若いとか区別しないで、新しいことにも好奇心を持つがポイントじゃないかと思う。
やはり、Clubhouseとかにも関心を持つべきなのかも!
次回(があれば)、著者のよりディープな脳の健康の世界にお連れします!
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