「やり抜く力(GRIT)」人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける を読んだ感想

West, Point

こんにちは!ひろさんかくです。

2018年の4, 5月頃、日本経済新聞にエディ元日本代表ラグビーコーチのインタビュー記事があり、そこで紹介されていたのがこの本「やり抜く力(GRIT)」。著者は米国の心理学者Angela Duckworth(アンジェラ・ダックワース)さん。

2015年ラグビーW杯、南アフリカ戦の勝利の感激が忘れられず、エディさんの愛読書ならと迷わず購入。英語の原作か日本語訳かも、ページ数から迷わず日本語版を選択。

「やり抜く力(GRIT)」人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける

この本のポイントはたくさんありますが、要約すると以下のようなこと:

持っている能力を十分に発揮するためには「やり抜く力」が重要。何かを成し遂げるには、長期的な目標に向けた「情熱」と「粘り強さ」にかかっている。

「やり抜く力」は自分自身による「内側から」も、親や先生、コーチなど周りの人からの「外側からも」伸ばすことができる。

特に自分自身では「興味を掘り下げる」「自分のスキルを上回る目標を設定してはそれをクリアする練習を習慣化する」「自分の取り組んでいることが自分よりも大きな目的と繋がっていることを意識する」「絶望的な状況でも希望を持つことを学ぶ」などが必要

人は誰でも限界に直面する。才能だけでなく、機会の面でも。自分で勝手に無理だと思い込んでいる場合が多い。もう少し粘り強くがんばればできたかもしれない。

やり抜く力」が強いということは、一歩ずつでも前に進むこと興味のある重要な目標に粘り強く取り組むこと厳しい練習を毎日、何年間も続けること七回転んだら八回起き上がること

幼少期から高校生までに、課外活動を「2年以上」「頻繁な活動」として経験した場合、大学の卒業率も、就業率も、年収も高いという調査結果。「最後までやり通す経験」が人格を形成。

「やり抜く力(GRIT)」の感想/レビュー

本著で、一貫して伝えようとしていることは、人は生まれながらの能力で人生の成否が決まるのではなく、決めた目標に向かって情熱を持って、粘り強く、努力していく「やり抜く力」が重要。多少の失敗でも、折れない心、前向きな気持ちを持っているか。

就活の面接でも課外活動などについて聞かれるのは、「最後までやり通す経験」をしていると、その後の社会人生活でも困難なことがあっても耐えられるかもしれないからなのだと思います。

本の帯に「人生を変える」「最強・最速のメソッド!」とありますが、この本を読んですぐに人生が変わるわけないと思います。課外活動の事例でも分かる通り、人格形成期の過ごし方が、その後の「やり抜く力」に影響を与えている点は忘れてはいけないと思います。

もちろん、マインド・セット(心構え)そのものは、大人になっても本人の意識次第で変えることはできるので、ずっと帰宅部だったとしても、あきらめてはいけない。

ただ、ある程度の年齢の人で、今までの人生で何一つ最後までやり通した経験がないのに、この本を読んで、ある日突然、歯を食いしばって七転八起と踏ん張り始めても、苦しいだけか、結局は続けられず投げ出してしまう可能性の方が高いと思います。特に一人では。

もしかすると、大人になってから「やり抜く力」で効果があるのは、個人よりチーム・組織の場合なのかもしれない。

冒頭の日本代表ラグビーチームのように、優れたコーチが、チームを正しい方向に鼓舞し続ける。実際に、エディさんの著書「ハードワーク 勝つためのマインド・セッティング」でも、チームのマインド・セット(心構え)を変えるべく、チーム方針など、繰り返し言い方も変えて、言い聞かせ続けたと書かれてました。

会社でも、組織として優れたリーダーが引っ張っていけば、最終的に大きな成果をなし遂げることは想像できます。目標次第では、スポーツのようにものすごく根気が必要なのも同じ。

はたして、個人として、人生において大きな目標を成し遂げるために、この「やり抜く力」を実践することは効果があるのか。もちろん、仕事=天職、人生であれば、仕事に打ち込めばよいでしょう。

ただ、好きなことを仕事にできず、人生も不満足の場合どうするのか。

いきなり人生などと大きな話にするのではなく、人生のうちの結婚とか移住とか副業とか趣味とか仲間とかダイエットとか、もう一段階、具体的な目標に落とし込んで、折れない心で粘り強く努力していくことが必要なのかもしれない。

でも、一人なので、すごくもしかすると迷走してしまうかもしれない。なんでもかんでもがむしゃらに頑張ればよいと言う訳ではなく、冷静に自分を客観視し、道から外れてないかモニターしていくことも必要なのかも。コーチやリーダーはいないので、自分自身がコーチやリーダーにもならないといけないのかもしれない。

「やり抜く力(GRIT)」と私

今思うと、この1年間、私がやってきたことは、不満足な人生を立て直すという大きな目標だけで、何の具体的な目標設定もなく、やみくもにいろんなことに取り組んできただけのように感じる。無駄に「情熱」と「粘り強さ」だけはあるので、まるでチェーンの外れた自転車で坂道をがむしゃらにかけ登ろうとしただけな気がする。

その結果、ただ疲れてしまっただけなのかも。職場では、それなりにリーダーシップを発揮できていたのに、人生という究極の個人競技では、必死になって頑張るプレイヤーと、それを横から見守るコーチの二役を演じないといけなかったのかもしれない。

これからは、一人二役は無理でも、最低限、時々、立ち止まって自分を横から眺めてみよう。

もう一段階、人生における具体的な目標設定を意識してみよう。

0

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください