こんにちは!ひろさんかくです。
映画は外れると痛いので、人からの紹介を重視しているが、ある人から教えてもらったおすすめ映画がすごい、むごい、怖い。陰鬱な映画のオンパレードだった。「人魚の眠る家」「オーディション」「フラクチュアード(Fractured)」「ホーンティング・オブ・ヒル・ハウス(The Haunting oh Hill House)」。
「人魚の眠る家」は東野圭吾の人の死は、脳死か心臓死かを問う問題作。2000年製作の日本映画「オーディション」は、見ていて痛そうな、早送りしたいシーンがあるらしい。いまのところ、パス。今回、紹介する「フラクチャード」も、見て気分が晴れやかになるような映画ではない。「ホーンティング」は、2シーズン目のドラマ。心霊映像が散りばめられていると知ってパス。
「フラクチュアード(Fractured)」のFracture の主な意味は「骨が砕ける」「粉砕した」とかの意味。
スリラー映画「フラクチャード(Fractured)」Netflix
概要
2019年、アメリカで製作、Netflixで配信、100分
あらすじ
ネタバレすると台無しになるので、慎重に説明する。
主人公は、再婚した妻と娘の3人家族で、感謝祭休暇で車で長距離を移動中。明らかに夫婦仲がうまくいってない。妻は、冴えない旦那にきつくあたっている様子。小さい娘がぐずりだし、休憩所による。アルコール依存症だった主人公は酒を買う。少し、目を離したすきに娘が転落事故を起こしてしまう。必死に救おうとした主人公だが間に合わず、本人も落下し頭を強く打つ。
奥さんから、激しいプレッシャーを受けながら、猛烈なスピードで病院を探す主人公。激混みの病院の対応が遅く、イラつく主人公。妻のイライラも怖く、病院の窓口に激しく催促。妻と娘が治療に向かうためエレベーターに乗る。その後、二人の行方が不明になり、パニックを起こした主人公が取った対応は?
感想
Netflix映画と言うと、その資金力に物を言わせて、有名な製作チームやキャストを揃え、ハズレがない印象だった。今回、少し、期待はずれな結果になる。
登場人物は3人家族と病院スタッフや警察だけ。車が爆破するわけでもなく、派手なアクションシーンもない。主人公の冴えなさに感情移入できず、応援する気が起きない。奥さんからのプレッシャーは、見ていて、自分のことのように感じて居心地も悪く感じる。
怪我をした娘を連れて行った病院のスタッフや医者の応対が怪しげなのは、最後のオチにつなげるため、主人公目線で描かれているからだった。
オチについては、ふーんという感じで驚きというよりは、やはり、この旦那、どうしようもないなと言う軽蔑感が増すばかりの、見てすっきりしない映画。

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