こんにちは!
アメリカ生活2日目(7/2(金))のメイン・イベントはアパート契約だ。1ヶ月近く前から現地の不動産屋をエージェントとして内覧などの準備をお願いしていた。
アパートの選考基準は(1)会社から近いこと、次に、(2)スーパーマケットやカフェとかお店が近いこと、出来れば、(3)近くに楽しいエリア(商業地区)があることだ。(3)の優先度は低い、家賃が高くなりがちだから。
シリコンバレー(ベイエリアとも呼ぶ)では、IT企業のお陰で景気が良く人口増加で、「北サンノゼ」地区は、昔、野原だったような地域にもアパートの建設ラッシュが続いている。このエリアなら、部屋は新しく、かつ、会社にも近い。ただ、繁華街も何もない、治安は安心だが退屈なエリアだ。
不動産屋さんの担当の方は現地の生活が長いようで、日本語で会話しているのに英語で話しているような錯覚に陥る。私もその喋り方が移りそうで怖い。その担当の方は非常に忙しそうで、一度、Zoomで打合わせして以来、あまり音沙汰がない。
内覧の直前にアパートの候補一覧を送るという連絡があったが、本当に前日に届く。想定以上に候補が多い。6軒もある。お昼12:30から17:00まででみっちり回る計画になっている。私の希望に基づいて、これだけのアパートから空きを探し、内覧の日程まで調整するのは、日本でも気が遠くなる作業とわかる。
前回の赴任の時も、日本で賃貸を探す時も、ここまで念入りに内覧とかした記憶がない。そもそも、時間通り進むのか?長い1日になりそうな予感しかしなかった。それでも、待ち合わせまでに、ざっと候補を見ると、当初の想定通り「北サンノゼ」の退屈なエリアから5軒、1軒だけ、多少、繁華街に近い「サンタクララ」エリアだった。
想定外の地域に候補物件があり、早速、地図で確認すると、目の前に緑豊かな大きな公園(セントラルパークと名前も立派)に、頑張れば歩ける距離にスーパーのセイフウェイ(Safeway)とモールがある。
さらに足を伸ばすと、この地域最大の商業エリア(ヴァリフェア(West Field Valley Fair))とブランド・ショップやお洒落なレストランやバーのある繁華街(サンタナロウ(Santana Row))がある。さらに、ショートだがゴルフコースも劇近い(前回の赴任の時にも何回も来ている)。
さらに、この地域では大きめの日本人スーパー2件も近い。1件はモールになっており、あの本屋の紀伊國屋もある。別の方には、あの牛角!が進出していた!その上、会社まで10分程度。地図上、私が一番気に入っているメキシカンビール・カクテルを出すメキシカンのお店(Tequila’s Taqueria)も近いことを発見。
もうひとつおまけに、この地域は、前回住んでいた場所から近めで、それなりに土地勘がある。もちろん、安全なエリアだ。満点以上だ!あとはアパートの中身を確認するだけだ。
コロナの関係でネットでの物件バーチャルツアーも充実しており、このアパートをチェックすると雰囲気も最高のようだ。内覧ツアーする必要ない、もう、ここに決めたと思う。奇跡的にも会社の家賃補助にも収まる。
それでも内覧ツアーが始まる。最初のアパートは同僚が以前、住んでいたのでよく知っている。4千世帯もの超巨大アパートだ。部屋はまあまあ良い。他にもその地域で4軒回る。4軒目が最上階で天井が異様に高い。しかも、ロフトもついている。この地域ならここだなと決める。
残るもう1軒は、今までの私の様子から、どう見ても気に入りそうにないのでやめましょうと不動産屋さんが判断され、北サンノゼを去る。その際、周りを見渡すと、似たような巨大アパート群と更なる建設中のエリアや広大な空き地が多く目につく。後は幅の広い道路ばかりだ。静かだけど、不毛で殺風景で、つまらない(住んでいる人には申し訳ない。これは好みの問題)。
結局、この静かで退屈なエリアはやめて、サンタクララのアパートに住むことにした。事前に確認した通り、想像を遥かに超える良い物件と場所に住めることになった。が、アパートのリーシング・オフィスでの申し込み時に、原因不明の問題発生で、私の申請がシステム上、却下されてしまう!
その後、現地の不動産屋の活躍でなんとか契約できた。もし、これをエージェント通さないでやっていたら、間違いなく、泣く泣く、退屈なエリアに戻っていたことだろう(エージェントに助けて頂いた内容は、次回?か、来週のアパート入居時にでも)。
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