ミラー・フィッシャー症候群 発症7ヶ月経過 と 診察終了!

こんにちは!ひろさんかくです。

2018年8月上旬、突如、モノがダブって見えたり、歩けなくなるミラー・フィッシャー症候群(以降、フィッシャー症候群)を発症し1ヶ月近く入院。3ヶ月半くらい会社を休み、昨年12月から職場復帰した。本日にて、脳神経内科と神経眼科の診察が終了となり、病院通いが終了となった。

発症した頃、ここまで回復するとは想像できなかった。また、回復まで長期間掛かるのも、当時は受け入れ難く、考えられず、絶望的な気分になったり、悔やんだりしてばかりいた。結果的には、完全回復に6ヶ月近く要した。

まるで、事故のような病気だった。休んでいる間、失ったことも多かったが、本を読んだり、立ち止まって考えたり、得られたこと・学んだことの方がはるかに多いと思う。過去の記事にも書いたが「人として、バージョンが一つ上がった」ような気がしている。

病気の情報が無く、すがるような思いでネットを検索したりした、この病気での苦しい経験は絶対に忘れない。同じような境遇の人に少しでも助けになりたいと思い、今まで、赤裸々にブログ記事にしてきたが、闘病の記録としては、今日が最後の記事になると思う。

前回投稿「ミラー・フィッシャー症候群 発症6ヶ月経過

フィッシャー症候群の回復状況

仕事が忙しくなってきたこともあり、病気のことを忘れる時も多く、気がついたら、この1ヶ月くらい、目の周りの不快感など自覚症状が消失している。

最終診察:3/13(水)

  • 神経眼科:とうとう、ヘスチャート(複視の検査)で、左右対象に見えるようになった
  • 脳神経内科:眼科でも行なったが、ペンを目で追う検査でも、目の動き問題なし

2ヶ月前は、両方の検査とも、自分でも、出来てない自覚があった。今日は、寝不足にも関わらず、不快感なく目が動いた。

眼科医によると、左右の瞳孔の大きさにズレがあるそうだ。右の方が大きい。発症時、左目の瞳孔が、しばらく開きっ放しだった後遺症かもしれないが、視力等には影響ないので様子見に。

退院時でも、私の左の眼球はガチガチに動かなかったが、脳神経内科医は、フィッシャー症候群は予後良好の病気であるので良くなるはずと楽観的に励ましてくれた。不安でしょうがない私は、脳天気すぎないかと疑ってしまったが、今回、私が、見事、治ったので、今後の患者さんにも同じように接するのだと思う。今日は、いつにも増して、ニヤニヤしながら(嬉しそうに)私の目の動きを検査した。

本当にお世話になりました。ありがとうございました。

現在、気になる症状:2019/3/13

診察及び、自覚症状でもフィッシャー症候群の症状は無くなったと思う。再発する気配も感じない。

  • フィッシャーとは直接関係ないと思うが、退院直後に気がついた耳鳴りは、今も残っている。聴力や生活には支障ないが、何かできることはないか探していく

前回、気になる症状:2019/2/11

目の疲れも、視力低下も、ほとんど気にならない。目の痛みもない。気になるのは以下の症状のみ。2点、今回追加しているが、気にしても対策しようがない。規則正しい生活、睡眠、適度な運動、栄養、仕事で無理をしない、を意識する。複視は、思い切って削除してしまった。

  • 左目がひどい乱視のようにぼやけている(眼鏡でも裸眼でも):1ヶ月前と比べると良い
  • 耳鳴りは気にならない程度:直接的にフィッシャーの症状ではないが
  • 今回追加:左目の下がピクピクする(疲れた時などに出る、普通の人も出るので気にしない)
  • 今回追加:この1ヶ月で2回ほど、明るいPC画面や紙を見た後、太陽を直接見て、しばらく目が良く見えないような症状が出た。新聞などがギリギリ読めるか読めないか程度の症状。20分程度で自然に回復

今後の予定

次回の診察予定がなくなり、ホッとしたような、寂しいような複雑な気持ち。気休めだが、1ヶ月分ほどビタミン剤は処方してもらった。

東京田町で毎月開催される「ギランバレー症候群患者の会」では、フィッシャー症候群の方も参加可能です。ギラン・バレーとは症状が異なるため、フィッシャー症候群についてお話を聞きたい場合、私でよければ参加致しますので、事務局までご連絡ください。

フィッシャー症候群と診断されている方、入院中、もしくは、自宅療養中など、どのような状況でも、複視の症状がある限り、不快で、不安でしょうがないと思います。患者が、優先すべきことは、焦らず、睡眠を確保し、体調を整え、症状が回復する環境・状況を整えることと思います。お話を聞くことしか出来ませんが、気になることあれば、ご連絡ください。