2回目の海外駐在(カリフォルニア)前夜

こんにちは!

想像を絶するつまらない記事を先程、投稿してしまった(かたじけない)。頭の中で構想を練っていた時は、かなりエモーショナルな異色作で面白いかなと期待した。実際、書くとなるとトーンダウンしてしまう。その記事は「最初の海外駐在(カリフォルニア)を振り返る」。

初めての海外駐在で、どのような変化、成長があるか、一例を知りたい人には多少、参考になるかもしれない。

この記事は、もう少し楽しい内容にしたい。それでも、構想や準備なしのアドリブで書き始めているので、うまく、まとまるかは分からない。

今回、ほぼ10年振りの海外駐在は、前回と同じ場所、シリコンバレーのど真ん中だ。カリフォルニアのサンノゼ、サンタクララなどと呼ばれるエリア。今回の任務は前回と比べるまでもなく、非常に大きく重い。

詳細は仕事の話になるので控えるが、前回は、ルーキーでメジャーリーグに挑戦したのに対し、今回は、メジャーリーグ・チームの監督補佐とかヘッドコーチくらいのポジションになる。

赴任する期間は短いが、前回のように3年と決まったものがないのは居心地が悪い。個人的には、来年の3月末で終了することを目標にしている。そんな中途半端な駐在だが、普段、お世話になっている方から、大変、心温まる餞別やギフトをたくさん頂いている。

  • 餞別。親戚から、そのまんまのもの
  • 鰹節と柿ピー。鰹節や煮干しを持ち込むと聞いて買ってきてくれた。柿ピーは、旅の途中で小腹が空いた時のためらしい
  • インスタント味噌汁や柿ピーや何故か高野豆腐とか。銀座のデパートで時間を掛けて、いろいろ買ってきて頂いた。ここでも柿ピー
  • 実用的、かつ、おしゃれで格好良い小物入れ。とても助かる!携帯を3台も持ち歩くのだ。
  • すごく高級で貴重な生卵と調味料セット。アメリカではサルモネラ菌のリスクあり、基本、卵かけご飯は食べない。嬉しい。現在、一日2個ペースで消費中
  • お相撲さんの絵のパラパラ漫画風のメモ用紙。これに、うっかりメモは書いてはいけない。相撲だけに、外国人に見せたらウケるかも
  • 焼き菓子にタロット占いの本(10歳向け)。気持ちが嬉しい。私の精神年齢が低いとは言え、10歳の子供用のタロットカードの本とは!?中身が気になる。先程、スーツケースに入れる
  • 壮行会や送別ランチやはしご酒。本当にありがたい、感謝の気持ちでいっぱい

気持ちだけでも、本当に嬉しく、ありがたい。

前回の駐在のように、今回の駐在での目標や期待は?

何もない。生き残ることくらい。趣味?として、メキシカン料理のレシピと腕を磨きたい。万一、メキシカン料理とビールのお店を野毛で開く時に備えて

失うこと vs. 得ること

失うことばかり目につく。この10年近く掛けて築き上げた、居心地が良い日常生活や、人間関係や、生活環境を手放すことになる。もちろん、手放したいものもある。

座右の銘というより、肝に銘じている事実として「去る者は日々に疎し」がある。目に見える近くから居なくなってしまえば、人は自然と気持ちも薄れていく。

最近は行かないけれど、仕事で時々行ったアジア系のカラオケのお店からもLINEが届く。内容は「日本にいて会えないのと、海外にいて会えないのは気持ちが違う、寂しさが違う」これは共感。時間も経つと、気持ちが薄れていくスピードに拍車も掛かる。どんなに、メールやオンライン会議があっても、距離と時差があり、海の外であることは大きい。

「強くなるために行くのだから頑張れ」と。私自身は、強くなるよりは、もっと穏やかになりたいから、少し違うような気がする。ただ、サラリーマンをたくさん見てきたベテラン・ママのこと、重要な任務での海外駐在であることを知っていれば、「強くなる」ということは「成功する」「成果を出す」ことだと思う。会社員人生としては、このチャンスを逃すなと言うメッセージだ。

問題は、私に、そこまでの欲や野心がないこと。無事に生きて帰れれば良い。長期間ではない。2ヶ月に一度は帰国するので「去るものは日々に疎し」にならないように、連絡を取ったり、情報発信を続けていきたい。ただただ、それだけだ。

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