こんにちは!
9年前、カリフォルニアから日本に戻る時、最も嬉しかったことのひとつに、車社会から逃げられることがあった。だんだん、どこに行くにも車を出すのが面倒くさくなっていた。実際、最後の方は、歩ける範囲なら頑張って歩いていた。
さて、今回、約40日間、カリフォルニアの車社会に戻ってみてどうだったか?
意外と楽しんでいる。最初の30日間はレンタカーだった。そのクルマが良かった。日産アルティマだ。日産が北米中心に販売している車種らしい。
こんな感じ↓ いちいち格好良い。しかも走る!センサー内蔵で、走行中に前後左右に車とかが、接近するとアラートが鳴る。結構、このアラートでヒヤリとする前に助けられた。


この車以外に、同じく日産が北米で販売しているSUVのローグも好きだ。乗った瞬間から、まるで何年も乗っている愛車みたいに運転しやすい。アルティマは、そこまで運転のフィット感はなかったが、とにかく重心がずっしりしていながら、パワーがあるので走行中の安定感が半端ない。
前回赴任時は、会社が提供してくれたスバルのレガシーに乗っていたが、この車も走行の安定感がずば抜けていた。車の形や色が、もう一つ好みではなかったけれど。
あいにく、会社の規則でレンタカーは30日で、その間に自分の車を調達する必要がある。今回は、長期間の海外赴任ではないので、車を買うよりはリースが便利だと考えた。しかも、日本人の営業がいて、トヨタのプリウス専門のエコにフォーカスした車屋さんがあると聞いた。
赴任する前から、その会社には、7月末納車でプリウスを頼んでいた。エコに貢献したいとか歯の浮くような白々しいことより、ガスと電気のハイブリッド車と言うことで燃費が良いだろうと期待したのだ。毎月、ガソリン代が定額で支給される。極端な話、車通勤していても、燃費が良ければ、丸儲けになるのだ。
ところが、コロナ後の景気成長期待で、自動車にも使われる半導体に注文が殺到し、車の生産が追いつかないらしい。その影響で、中古車市場も極端に車が回ってこない。そんな中、何度か、販売担当の方と会話しながら、なんとか車を確保してもらったのがこれだ↓

2015年モデルの中古なので、もう15万キロくらい走っている(短期のリースでは新車は契約できないらしい)。最初の一週間で異変に気づく。ガソリン車と比べ、加速がない。結構、アクセルを踏むと加速は出る。気がつくと、あっという間にガソリンが減っている。最初は満タンに近かったはずだ。
おかしい。あのエンジンがデカいガソリン車のアルティマでさえ、遠出をしないから、1ヶ月で一度しかガスステーションに行ってない。ハイブリッドのプリウスが、10日程度で、そろそろガソリンが心配な状態になっているなんて!
ネットで調べると、走行距離の長いプリウスは、バッテリーなどの老朽化で、ガソリンエンジンに頼ることが多くなり燃費が悪いようだ。暗い気持ちになってきた。
それでも、このプリウス、慣れてくると、結構、運転はしやすい。昔、乗っていたレガシーも最初の数ヶ月、ガソリンタンクに穴が空いてるのかと思うくらい燃費が悪かった。
その時は、レーシングカーみたいなエンジン音もして、レガシーってすげえなぁと純粋に思っていたが、ある日、車好きの人が隣に乗った時、あれ?!スポーツモードになってるよ。これじゃガソリン食うよと教えてもらった。このプリウスにも何かあるのかもしれない。
ちなみに、ジムのマスタングはこれ。ガスタンクに穴どころか、文字通りザルなんじゃないかと思う。

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