和製英語!?「ポジション・トーク」は使わない

こんにちは!

ポジション・トーク」の意味わかりますか?何となく意味は分かるものの、非常にネガティブな印象だったり、皮肉のようなイメージがありませんか?以下「2021/4/7 東スポの記事」を引用しました。

三木谷会長はこの日、ツイッターで「僕ははっきり今年の五輪開催はあまりに、リスクが高すぎると思っており、反対です」と明確に反対の考えを示した。この投稿について堀江氏は「ま、ポジショントークな」とチクリ。三木谷会長はプロ野球・楽天ゴールデンイーグルスとJリーグ・ヴィッセル神戸の会長でもある。プロ野球、Jリーグも観客を入れて開催しており、堀江氏からすれば“ポジショントーク”と見えてしまうようだ。

正直、この記事には背景等の説明が省略されており、これだけでは、ホリエモン氏が何をチクリとしているのか良くわからない。いずれにても、この記事を見た後、複数回「ポジショントーク」発言に遭遇している。どれも、あげ足取りのようでイメージは悪い。日本の一部だけで通じる和製英語でもあるので、私は使うつもりはない。

実際、この記事を書くにあたって、ネットでチェックすると多数のブログで「ポジショントーク」の使い方や、ウィキペディアの引用を掲載している。その日本語のウィキペディアの解説は以下の通り。

日常生活におけるポジショントークは、自分という個人がどうであるかによらず、組織や社会において自分に期待されている役割によって行っている発言のことである。そのため、自分自身としては必ずしもそうは思わないけれども立場上そう言わなければならない、あるいは自分自身にも問題があるとわかっているが立場上言わなければならない、というものもある。

ここまで調べて、堀江氏の皮肉は、プロスポーツのスポンサーである楽天三木谷氏の立場と、オリンピックを反対している個人?としての立場を比べ、矛盾があるではないか、ポジションで発言内容を変えていると皮肉っていることが分かる。

それでも、自身の立場で、心にも思っていないようなことでも言わないといけないことはあるだろう。特に会社では。

例えば「働き方改革」を会社として推進中。個人的には、それほど効果は出ないと思っていても、責任ある立場なら部下に対して「働き方改革」を優先せよなどと言うことだと思う。昨日までは主任だったのに、課長に昇格して、突然、言うことが変わるのもそうかもしれない。

と言いながらも、私自身は、やはり正直でいたい。仕事の立場上、綺麗事を言わないといけない時でも、なぜ、その綺麗事が必要なのか自分の言葉で語れるようでいたい。自分の言葉で語れている限り、ポジショントークではないだろう。

もちろん、人の発言にいちいち、あげ足を取るようなこともしない。何も楽しくない。

前に記事で書いた「マウント」「マウンティング」はその言葉の意味から言って好まないが、和製英語でもある「ポジショントーク」も恥ずかしいので、使わないようにしたい。

外来語?「マウントを取る」って何だ?!

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