こんにちは!
とてつもなく不愉快なことがあった。幸い、その原因となるメールは、朝見たので、その日の睡眠には影響しないだろうと思っていたが、怒りやイライラは収まらず、結局、寝付きは非常に悪いものになった。翌日のゴルフでも集中できず、ゴルフ仲間との実質、今年の打ち納めすら楽しめなかった。
実際、その不愉快なメールを見た時、即座に、かなり過激な返信メールを書いていた。それでもギリギリのところで送らなかった。アンガー・マネジメント(怒りのコントロール法)が作動したのかもしれない。
ビジネスでも日常生活でも、自分が願っているようにコトが進む方が少ない。100人いれば100通りの考え方があるように、何か気に入らないことがあった時、いちいち脊髄反射のように反応していては、まるで恐竜か野生動物と同じになってしまう。そんなコトをしていたら、知的生命体とは言えないだろう。
誰の書籍で学んだのか忘れたが「怒り」と言うのは、大切にしているものが危険に晒される時に起こるらしい。例えば、車を運転している時、突然、割り込んで来た車に衝突されそうになった時などだ。命が危険に晒されているのだから、本能でアドレナリンが出てくるはずだ。同じように、自分が大切にしていることが台無しになったり、なりそうになれば、誰でも「怒り」の感情を持つだろう。家族がいれば、誰かがひどく傷つけられた時などだ。
ビジネスの世界は駆け引きの世界でもある。出世や生き残りは、運や努力だけでなく、くだらない派閥やゴマすりも影響するかもしれない。「怒り」を代表とする「感情」の出し方も会社の中で生きていくには、大きく影響する。本当に怒らないといけない時もある。それでも、基本は「怒らない」が、常に賢い処世術になる。人を怒らせて、おとしめようとしているような罠もあるからだ。
だいぶ前に投稿した中野信子さんの著書『キレる!』の記事では、正しいキレ方について学んだ。
実際、今現在、私が不愉快に思っていることは、理解のない日本側のある幹部の発言に対してだ。いっぱいいっぱいの中、頑張っている自分のチームに対する、どうしようもなく心ない発言があった。快適な東京のオフィスから、遠く離れたシリコンバレーの”厳しい”現場で何が起こっているか理解するのは難しいのだろう。それでも、想像力を働かせれば、言って良いことと悪いことの区別くらいはつくはずだ。それが今回の「怒り」の原因だ。
いずれにしても、一時の感情で、脊髄反射して、過激な反応やメールを送るのは、仕事でも日常生活でもオススメできない。まずは、一旦、冷静になり、正しい反応をすることが賢い。
正しい反応って何だ?!きっと正しく「キレる」ことであったり、正しく「不快感」を示したり、言葉に気持ちを出すことだと思う。冷静に。
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