こんにちは!
いよいよ長〜い夏休みのような日本滞在も1週間を切ってしまった。9年ぶりのアメリカ駐在で、7月から40日間だけ住んで、今は、4週間の日本滞在の最終週。次回、日本に戻るのは10月末くらいを画策している。その頃は、緊急事態宣言の解除と2週間の自主隔離が緩和されていることを期待している。
英語の先生から「アメリカに戻る気分はどう?」と聞かれた。「いくつかの大きな違いがストレスだ」と答えた。次に来る質問は決まっている「どんな違いがあるの?」が今日の話だ。
何が違う?アメリカ生活
アメリカと一括りにはできないかもしれない。ここでは、一旦、カリフォルニア、しかも、シリコンバレー・エリアとする。あくまでも自分にとってだが、今、私が住んでいる横浜界隈と比べて、何が違うか?
英語(でのトラブルを警戒)
アメリカなのだから、言語が違うのは当たり前だ。ただ、英語の世界で事件やトラブルに巻き込まれたりしないか心配であり、もしもを考えると恐怖だ。例えば、日本で、詐欺とかゆすりたかりとか、極端な話、訴訟とかに巻き込まれても、淡々と対応できるだろう。これが、英語の世界だったら、そうはいかない。
もちろん、日本で、このような事件に巻き込まれたことはないし、普通に生活をしていれば、心配する必要はない。これはアメリカでも同じ。ただ、万一の時、ネイティブではない英語での対応を想像すると恐怖でしかない。トラブルに巻き込まれた時に英語で対応しないといけないということがストレスだ。
日本にいると何も気にする必要はないが、アメリカでは無意識下で緊張している。
先生からは、あなたは英語でも詐欺のようなものは見破れると思うと言ってくれるが、日本語のスパムメールでもうっかり引っ掛かったことがあるのは黙っておいた。
安全
例えば、ショッピングモールで、銃の発射音のような乾いた破裂音が聞こえたらどうなるか?日本なら「びっくりしたー」程度の反応だろう。アメリカなら車に身をかがめる人もいる。
車社会なので、あまり外を出歩くことはないが、例えば、ダウンタウンの歩道で、気配を殺して、誰かの後ろを歩いているとする。たいていは、チラッと振り返られるし、目が合えば、お互い、危険人物でないと示すため、ニコッと笑顔を見せる。
これが日本だったら、知らない人が、後ろに付いてくるのは気持ちが悪いが、それほど、頻繁に振り返ることもないだろう。アイコンタクトも求めない。基本、治安が良いので、そこまで警戒する必要がないからだ。
私も前回の赴任の時は、危険な地域でも、のほほんと歩いていたが、今は比較的、警戒して歩いている。スマホや鞄のひったくりも警戒している。車上荒らしも遭遇する前提で貴重品は置かないないようにしている。
安全に関しては、無意識というよりは、意識的に警戒、緊張して過ごしている。
トイレ
トイレが汚い。ウォッシュレットがない。スタバなどのカフェやファストフードのトイレは鍵が掛かっている。いちいち、店員に鍵のパスワードを聞く必要がある。
「英語」「安全」と比べると、トイレの問題はそれほどストレスではない。前回の駐在の時は、毎回毎回、トイレが汚くてストレスだった。今回は「汚いぞー」と思ってドアを開けるようにしているので、それほどショックもストレスもない。
ストレスがなくなったのは「車の運転」も同じ。前回は帰任する頃は、本当に車の運転に辟易していた。今は、車の運転を楽しんでいる、今のところは。しかも、無茶な運転やスピードも出さなくなった。これも最初の二つの違い(英語、安全)の影響もあるし、不注意な行動ばかりするので、毎朝、日記に「慎重に行動する」と書いている成果かもしれない。
まとめ
以上、今の私の場合は、アメリカに住むことは、英語(でのトラブルを警戒)、安全、トイレの違いがストレスだ。それでも、コロナのワクチンは十分確保されていて、誰でも打てる。ワクチンの3回目接種とか世界最先端の対応をしている。このパンデミックに打ち勝つため、ワクチン接種の義務化も進みつつある。
日本の恐怖感を煽るだけのような報道というかワイドショーがないことも精神衛生上、アメリカの方が良いかもしれない。
コメントを残す