こんにちは!ひろさんかくです。
インド出張で見た映画のレビュー記事、第4段。「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」「5億円のじんせい」「アイ・アム・マザー」「アルキメデスの大戦」に続き、ラスト「ダンスウィズミー」をお送りする。喜劇風のミュージカルでネットでの評判も高くないということで、本来なら避けるところだが、お気に入りの三吉彩花主演で、上映時間も100分ほどなので、外れてもショックは低いと思い見た。結果、残念さ満載の映画を見ることになるが、主演女優の魅力だけで最後まで見切ってしまった!
ミュージカル映画?「ダンスウィズミー」
あらすじ(ネタバレ含む)
三好彩奈は、「シティハンター」原作者の北条司氏原作のテレビドラマ「エンジェル・ハート」で上川隆也や相武紗季と共演したときから注目している。その後、昨年、NHKドラマの「昭和元禄落語心中」にヒロイン役で出ていたはずと思って、念の為、確認したら、別の女優で成海璃子だった。このブログ記事を書くまで三好彩奈が演じていたと勘違いしてた。そっくり。実際、このドラマでは、もうひとりのヒロイン大政絢に目移りしていたのだから、私の記憶も好みも極めていい加減である。
あらすじに戻る。そもそも、始めてもいないが、大手の企業でバリバリと働いている風の三吉彩花演じる主人公。ある日、姪のお供で、催眠術ショーに行き、ミュージカルを好きになりたい姪に対し、催眠術師が術を掛けると、あろうことか主人公が催眠術にかかってしまう。音楽が聞こえると自然と体が動き出し、歌い、踊り狂ってしまうのだ。
会社でのプロジェクトに抜擢され、異動の話が来ていたが、職場でもレストランでも音楽がかかるとミュージカル劇場と化して、しっちゃかめっちゃかにしてしまう。困った主人公は、催眠術師の元アシスタントと一緒に、借金もあり行方をくらましていた催眠術師を追いかけることになる。車で東北から北海道まで追いかける。道中では、地元のチンピラに巻き込まれたり、詐欺師に車を盗まれたり、ワケありの歌手と共演したり、ドタバタ劇が続く。元アシスタントのいい加減さに、普段は、仕事のできる主人公もキレてしまう。最後、催眠術師の演じるショーに参加し、めでたく術が解ける。
無事、東京に戻り、新しいプロジェクトに参加する初日、職場に顔を出すが、平凡な会社員ではなく、もともとは歌ったり踊ったりしたかった気持ちや、元アシスタントがダンス教室を開校すると聞いていたのを思い出し、新プロジェクトはすっぽかして一緒に教室を始める。本当にやりたいことが見つかり、良かったね、めでたしめでたしのようなエンディング。
感想
劇中では、主人公が、できる会社員なのかどうか描写はない。仕事を頑張っている様子はあり、それほど現状に不満があるようには見えない。小学生の頃、学校の行事でミュージカルで主演になり、緊張のあまり、ステージで吐いてしまったのがトラウマ。心からはミュージカルに興味はあった様子。それでも、1週間かけて、催眠術師を探し出したのは、催眠術を解いてもらい普通の生活に戻るためだったはず。捜索活動中も、いいかげんな元アシスタントにブチ切れているが、ミュージカルになると、最忍術に掛かっていないアシスタントと、とても楽しそうに演じてはいるが、なぜ、この人と一緒に、ダンス教室のようなものを始めようと思うのか、理想や夢より、現実ばかり、考えるおっさんからは、あまり理解できず、当惑してしまった。

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