ダンジネスクラブと言えば「クラスタシアン」サンフランシスコ

こんにちは!

人気ワインのワイナリーがたくさんあるナパ・バレーに、実は一度も行ったことがない。ワイナリーのツアーになるから車では行けない。そうなると途端に面倒臭くなってしまうからだ。

たまたま、今回、ナパ・バレーでワインも取り扱っているゴルフ場でゴルフと、その帰りに人気レストラン「クラスタシアン」のお誘いがあった。ナパもクラスタシアンも一人では行けない。二つ返事で参加することにした。

ダンジネスクラブと言えば「クラスタシアン」サンフランシスコ

概要

サンフランシスコにあるダンジネスクラブが頂けるベトナム料理のお店がクラスタシアン(Crustacean)」だ。ダンジネスクラブとは、アメリカイチョウガニの通称だそうだ。

サンフランシスコのこれまた人気観光地「フィッシャーマンズ・ワーフ」だけでなく、この辺りのスーパーでも買えるらしい。毛ガニよりも一回り大きい蟹のことだ。

何を頼んだ?

メニューのシークレット・キッチン・スペシャルから「The Roast Crab」「An’s Garlic Noodles」を注文。料理が出てくるので多少、時間がかかるので、前菜も頼んだほうが良いが、この2つで大満足したければ前菜は軽めでも良いかもしれない。

「The Roast Crab」は、まるまるダンジネスクラブ(大きなカニ)が、ガーリック、バター、スパイスで完璧にローストされた料理。

イメージとしては、ガーリックと胡椒とバターと塩がドロドロに溶けたオイルの上に、カニがひたひたになって出てくるイメージだ。このオイルが病みつきになるくらいに香ばしくてうまい。価格が時価なのが怖いが、少し高めのステーキと変わらない。

「An’s Garlic Noodles」は、アンさんの有名なガーリックソースが染み込んだエッグ・ヌードルだ。これだけ食べてもふーんと言う感じだが、カニの出汁が効いたドロドロのオイルにつけて食べると味が激変し、中毒になりそうなくらい美味い。

感想

私は、このお店、たぶん3回目になる。今日が、今までの中で最も美味しかったかもしれない。理由はわからないけれど。

いつもの通り、カニが出てくると無言にならざるを得ない。懸命に蟹との格闘が始まる。手は例のオイルでドロドロになる。もはや、スマホは触ったら危険状態だ。

これだけの数の蟹が、生きたまま料理されるのかと思うと気の毒な感じがする。たしか、ヨーロッパの意識高い系の国で、魚介類(だったかな?)を生きたまま料理するのを禁止したようなニュースを見た。気持ちは分かる。ただ、行き着く先は、大豆が原材料のフェイク・ミートだけOKみたいな世界になるのではないかと気が気でない。

とりあえず、サンフランシスコに来たら、観光として、この「クラスタシアン」でダンジネスクラブを、手をドロドロにしながら、貪り食うのも良い思い出になるかもしれない。

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