『定年クリエイティブ』中島正雄著

creative life after retirement

こんにちは!ひろさんかくです。

昔の上司が定年後、めっきり老け込んだと聞いた。他の上司との食事では、今は役職も定年されており、お目付役のような立場(正確には監査役)のつまらなさと、現役に復帰したいと2時間に渡り愚痴を聞く機会があった。

会社人間の末路が恐ろしくなり、まだまだ先のことだが、思わず手に取ったのがこの本『定年クリエイティブ』中島正雄著。

『定年クリエイティブ』中島正雄著

中島正雄氏

B’z、ZARD、大黒摩季と言った人気アーティストを輩出したBeingと言う音楽事務所での制作・マネジメント。その後は、日本コロンビア社長。今も自身の会社の社長であり、ブルースギタリスト

と言う経歴に非常に興味を持ち、本著を手に取った。

『定年クリエイティブ』概要

第1章

ポイント
  • 究極の暇つぶしは、仕事、勉強、創作活動
  • クリエイティブとは自己表現すること
  • クリエイティブ活動できるワクワク
  • 仲間もできる
  • ボケ防止
気づき

定年後に限らず、クリエイティブ活動ではなくても、活動的でないと生きてない

第2章

ポイント
  • 既成概念と固定概念を取っ払う
  • 好奇心
  • できる・できないではなく、やりたいことをやる
  • とにかくやってみる。勇気
  • 作ったら発表
  • プライド捨てて
  • ダメ出し大切
  • 誰かのため、自分のため
気づき

プライドが邪魔をするので、自意識も過剰になりがち。笑われたくない、馬鹿にされたくない、ダメ出しなんてされたら、プッツン切れてしまうだろう。そこを勇気を持って、乗り切ろう

第3章

ポイント
  • カタチから入る。道具はやる気上げる
  • 100%オリジナルは困難。「パクり」から
  • スティーブ・ジョブズ「ピカソは「優秀な芸術家は模倣し、偉大な芸術家は盗む」と言った。だから僕たちは、偉大なアイディアを貪欲に盗んできた」
  • 「パクり」は時間を節約、尊敬する作品をお手本に
  • ゆるやかな締め切りを設定
気づき

盗作などの悪い意味でのパクりではなく、尊敬するアーティストの作品を参考に、自分らしいものを作る

第4章

ポイント
  • 合唱からオペラにハマる
  • ボランティア
  • 農園
  • バイクにイラスト
  • 俳句
  • 自身の会社
  • 本格蕎麦打ち
  • プラモデル
気づき

それぞれの事例は、打ち込めることがあって楽しそう。定年後ではなく、若い世代でも、打ち込めることがあると良い。それが仕事であっても、趣味であっても何でも良いと思う

感想

ダメ出しというより、フィードバックですが、初めての著作ということで、読み物としては、少々、くどく感じたり、時々、理屈っぽい領域に行き過ぎる場面ありました。

プロフェッショナルな仕事をしてきた著者ならではの、単なる余暇の過ごし方ではなく、プライドは捨てながらも、プライドと好奇心を持って、オリジナルな活動をして行こうと言うメッセージを感じた。

今後の予定

まとめの気づき

  1. 活動しなければ交流する領域は狭くなるだけ
  2. 自分らしく、打ち込めることを持つ
  3. やるからには発表

To Do リスト

  1. ブログの活動の延長で、打ち込めることを見つける
  2. ブログの活動も、誰にでも見せるつもりで行う
  3. やはり、音楽なのかもしれない
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