[Luna]探し求めてきたチャベーラをとうとう発見する

こんにちは!

メキシカン料理が好きだが、中でも「チャベーラ(Chavela)」と言うビール風のカクテルが好きだ。最近、3回続けて行っているお洒落なメキシカン・バー「ザジル(Zazil)」には、チャベーラがメニューにない。毎回、店員に説明して、無理やりチャベーラを作ってもらっているが、「ミチェラーダ(Michelada)」のトマトジュース抜きと言うと伝わることが分かった。

ミチェラーダには、いろいろな種類があるようだが、一般的なレシピは、ビール、ライム、食塩(マルガリータ塩とも言う)、トマトジュース、スパイスにチリソースだ。ここから、トマトジュースとチリソースを抜いてもらう。つまり、マルガリータ塩にメキシカン・ビールとライム汁を混ぜた簡単なビール風のカクテルだ。あいにく、特殊なチャベーラ専用容器はこの店にはないようだ。

今回、7月にアメリカに赴任して以来、チャベーラを探し回っているが見つからない。昔、何回も行ったチャベーラの美味しいお店もなくなっている。メキシコ人しかいないようなお店にも突撃してみたが、もはや、私が探し求めているチャベラではなく、ゲテモノのような代物が出てくる。

そのゲテモノは、過去記事「メキシカン・ナイト」を参照されたし。

そして、今日、年末年始の帰国時のお土産を買いに、毎回、訪れる楽しいショッピング・モールに行く。お目当てはオーガニック・スーパーの「トレーダー・ジョーズ(Trader Joe’s)」でのドライフルーツやナッツだ。ついでに、いつも、このモールで一番人気のメキシカン・レストラン・バー「ルナ(Luna)」にもふらふらっと入ってみた。前から気になっていたのだ。

メキシカン・レストラン・バー・チェーン「ルナ(Luna)」

お店の外観とカウンター席の様子は以下の通り。庶民的なお店でありながら、カウンター席はお洒落だ。

感動の再会「チャベーラ」

バーテンダーに、いつもの癖で、ミチェラーダのトマトジュース抜きを頼んだ瞬間に「チャベーラだろ?」と聞かれる。あるのか?!メニューにはないが言葉が通じるのが嬉しい。

慎重にチャベーラに合う軽いメキシカン・ビール「パシフィック(Pacifc)」を選ぶ。ずっしり重く凍った立派なチャベーラ専用グラスで出てくる。テンションが上がりまくる。結構、このグラスは大きい。ビールは余裕で1パイント(約500ml)分くらいあるだろう。

何もしなくても、水より飲みやすいと感じる軽いメキシカン・ビールが、ライム汁でさらに飲みやすくなる。そしてグラスの縁についたマルガリータ塩で、もはや飲むのが止まらなくなる。

チャレンジで、別のメキシカンビール「モデーロ」を頼むが、出てきたのは「ネグラ・モデーロ(Negra Modelo)」だったようだ。ダーク系のビールはチャベーラには向かない。根暗と言う名前だが、底抜けに明るいメキシカン・ビールに変わりはない。

お通し?は、温かいサルサ・ソースに揚げたてのトルティーヤ。寒い日は、サルサ・ソースも温めるのか!

「クレソ・フラメアド(Queso Flameado)」

お料理は、少し冒険してみる。ホームページの写真が綺麗なので、映えることも期待した。

実際に来たのは、強烈に熱い鉄板に乗ったお焦げ付きのチーズとアルミホイルに包まれた手作りコーンのトルティーヤだ。

アルミホイルの中に、二枚づつ熱々のトルティーヤがある。これにこの熱々チーズを挟んで食べる。北京ダックのような食べ方だ。このチーズは永遠に伸び続ける。お焦げとろとろチーズと少しパサパサしているコーン・トルティーヤの組み合わせがなんとも言えず大満足!

それにしても、このお店の名前は聞いたことがある。チェーン店かと思いネットで探すが2店舗しかない。私の外部記憶装置でもある、このブログで過去記事を探すと、あろうことか2年も前に、別の店舗で、楽しいアメリカ人の同僚達に連れられて、チャベーラ地獄を味わっていた。「カリフォルニアでメキシカン LUNA

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