アマゾン・プライムのドラマ「アップロード」はやめられない

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こんにちは!

アマゾン・プライムで、数年前にヒットした「ウエスト・ワールド(West World)」のシーズン1を見終わった。面白いと思うが、一話ごとが長すぎて、毎回、寝落ちしてしまう。

結局、全エピソード見終わった今、ブログに書けるかというと書けない。寝落ちで穴ぼこだらけだからだ。

そんな中、アマゾン・オリジナルのドラマを見始める。「アップロード」だ。

内容はおぞましい。2032年の近未来。人々は、各社が提供するバーチャルな天国に意識だけ行くことが出来る。もちろん、死後。生前、どの天国に行きたいか申し込まないといけない。

その天国では、アバターの姿を借りて生きていく。理論上は永遠に。意識は生きているので、地上とも、メールやテレビ電話も可能だ。

問題は、不完全な天国でもあるため、その世界に絶望して、本当の死を選ぶユーザーが減らない。運営会社として、天国のお客さんをケアするサービススタッフは、日夜、必死だ。もちろん、カスタマーへのサービス向上と、自身の顧客からの評価アップのため。高評価なら、自身や家族もその天国に行けるようになるからだ。

そんな中、主人公である27歳のイケメンが、ありえない自動運転の車の事故で死に瀕してしまう。彼女にそそのかされ、一命を取り留めるための手術は受けず、天国へアップロード(死ぬ)することにした。

天国では、何もかもリアル風なバーチャル。その世界の異常さに、即、本当に命を断とうとする主人公。死なれると評価が下がって困るカスタマーサービスにケアしてもらう。

永遠に生きられるが故に、若くして死んだ子供は、友人が成人し、リアルな世界と繋がって遊べる友達もいなくなる。その鬱憤はカスタマーサービスにつらく当たる。

主人公のお葬式。大画面で天国から本人として参加する主人公。あれだけ天国に行くことを勧めていた恋人がつれない。天国での出費(レジャーとか食事)もすべて彼女の承認がいる。

研究では、天国にアップロードした意識を、3Dプリンターで作成した人の身体に戻して、生き返らせる(ダウンロード)実験も始まっている。

死ぬ前は、このアップロードの世界のソフトウエア開発で重要なプログラマーだった主人公。何やら、彼の死にも、陰謀めいた雰囲気が漂い始める。

感想

想像異常に面白い。しかも、一話30分なので飽きずに、次へ次へと進んでいく。気がついたら、エピソード4まで、一気に見ていた。

シリコンバレー企業の悲哀みたいなのを揶揄しながら、あながち、近未来に似たような技術も開発されるかもしれない恐ろしさと、ストーリー展開のテンポの良さに引き込まれる。テーマ的に大ヒットするか分からないが、注目の一作になることは間違いないだろう!

2つ気になった。一つは、この物語は新型コロナ感染症が猛威を振るう前に作られた。近未来だが、そこには、ニューノーマルはない。人々は普通に、バスや電車で通勤し、ハイテク企業なのに、オフィスで3蜜状態で仕事だ。監視社会なので、上司は部下の仕事ぶりを画面で細かくモニターするのが仕事のようだ。

もう一つは、2032年には、フェイスブックは買収されていたり、グーグルはサムソンと経営統合していたり、インテルも会社名が長くなっていた。アップルはどうなっているのだろう?

私のさえない問題は、視聴記録として、どうやって「ウェスト・ワールド」のブログ記事を上げるかだ。

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