こんにちは!
たまたま、ビジネス関係のメルマガで、トヨタが人事評価に「人間力」を導入すると聞いた。どうやって評価する?そもそも鍛えられるものか?などなど疑問だらけになったのが、今日のテーマだ。
ブログ記事を投稿する時、日本語のタイトルに加え、https://hirosankaku.comで始まるURLも英語で登録する。英語で「人間力」とは?普段、URLで悩むことはないが、まず、そこで止まってしまった。
「human power?」これは「人力」とか労働力っぽい。人望があるということで「popular?」人気投票ではないだろう。英語の辞書には「social class」なんてものもあるが「社会的階級?」違うと思う。「personal magnetism?」人間的な魅力。これが近いのかもしれない。
と言うことで、この記事のURLは「https://hirosankaku.com/can we strengthen personal magnetism/」にしてみた。インターネットの仕様で「?」は登録できない。
本題に入る。
- 日本経済新聞 2020/10/7
2021年より、定期昇給の基準に「実行力」を加える記事
新制度の職能給は、「実行力」と「人間力」という2つの要素を総合的に評価して決める。トヨタによると、実行力とは「専門性を発揮し、仕事を前に進め、人を育てる力」、人間力とは「周囲に好影響を与え、頼られ信頼される力」だという
- 東洋経済ONLINE 2020/10/25
東洋経済オンラインに、どのように「人間力」を評価するのか、もう少し詳細の記事が。なんと、2020年から「人間力」をすでに評価基準に加えているそうだ。おそらく試行期間のようなものか?
トヨタは新制度の導入に先立ち2020年から「人間力」を評価基準に加えた。人間力は「周囲へ好影響を与え、頼られ・信頼される力」としている。具体的には、「自分以外のだれかのために頑張る」「自分はできていないと理解し、学ぼう、成長しようと努力し続ける」「相手を思いやり、当たり前のことを当たり前にできる」というもの。
この基準を、冷静に眺める。
- 「周囲へ好影響を与え、頼られ、信頼される力」は分かる。尊敬されるリーダーのことだろう
- 「自分以外のだれかのために頑張る」は「他利の精神」のようなものか
- 「自分はできていないと理解し、学ぼう、成長しようと努力し続ける」これは、私の記事「「自分を客観視する」ことは誰にでも出来ることではない」とも関係する
- 「相手を思いやり、当たり前のことを当たり前にできる」納期やプレッシャーに追われながら、当たり前に対応はできても、相手を思いやるのは、簡単ではない。
一瞬、こんな素晴らしい人格者いるのかと思う。ただ、理解するために、この評価で零点になりそうな例を考えてみる。
- 「周囲へ悪影響を与え、疑われ、信じてもらえない力」
- 「自分のためには頑張る」が「人のためには頑張らない」
- 「自分はできていると過信し、学ぼう、成長しようなどの努力はしない」
納得!このような人財は、会社ではいらないと思う。たぶん、家庭でも。チームワークが必要なスポーツもだめだろう。天才的な孤高の格闘家ならいるような気もする。
冷静に考えると、どの会社でも、このような人間力ある社員の評価は高いだろう。その力そのものを上司の勘ピュータ、もしくは、好き嫌いで評価するか、トヨタのように体系的に評価するかの違いのかもしれない。あまり、騒ぎ立てるようなことではなかったのかもしれない。
むしろ、どうやってそのような人間力ある人材を育てるか、確保するかが、永遠の課題と思う。
いずれにせよ「人間力」を上げるが、東海地方界隈ではホットなトピックかもしれないとネットでサーチする。あるわあるわ、真面目そうなものから、いかがわしそうなものまで「人間力の鍛え方」的なサイトが溢れている。
この話題、個人的に、もう少し深掘りする価値がありそうなので、次回(いつか不明)に続く
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